ボクシングWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦の那須川天心vsジェルウィン・アシロのテレビ放送、ネット配信予定、視聴方法を紹介。


同大会メインイベントではWBC世界バンタム級王者の中谷潤人が2度目の防衛戦を行うほか、中谷の盟友でもあるアンソニー・オラスクアガ、中止になった7月の防衛戦を仕切り直す田中恒成といった世界王者も参戦。初日を含め1つのイベントで7つのボクシング世界タイトル戦が行われるのは、日本のボクシング史上初となる。


キックボクシングで『神童』と謳われ無敗のまま数々の功績を残し、その後プロボクシングに転向した那須川天心。際どい言動で試合のたびに賛否両論を巻き起こし、今回も「大谷翔平に飽きないか?」発言や熱愛報道でよくも悪くも注目を集めた。

だが、現在まで4戦4勝とし、当初は色濃かったキック時代の癖も少しずつ修正、ボクシングの舞台でもその卓越した才能を確かに開花させつつある。前戦では『リングでダウンを奪った上で』の初のKO勝利を飾り、さらなる成長をファンに印象づけた。井上尚弥らと契約する米大手プロモーターのトップランク社も「JAPAN'S NEXT SUPERSTAR」として紹介している。

那須川天心 vs. ジェルウィン・アシロ ボクシング観戦! 本日、店内で那須川天心とジェルウィン・アシロの試合を生放送で観戦できます!

そして、今回迎えるのはボクシングキャリア初のタイトル戦。地域タイトルである空位のWBOアジアパシフィックバンタム級王座を争う対戦相手は、同級2位のフィリピン出身で現役大学生のジェルウィン・アシロ。アマチュア時代には200戦以上の経験を持つ実力者だ。

しかし、天心の最近の成長スピードや、一発も当てさせないほどのスピードや反応速度を考慮すると今回の試合でも天心が勝利する可能性は非常に高いと予想される。天心の身体能力は群を抜いているだろう。それでも中盤までに仕留めきれない場合、アシロがアマチュア200戦の試合運びで粘る可能性がある。

スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定10回戦>◇14日◇東京・有明アリーナ


【結果 速報】那須川天心vsアシロ、中谷潤人vsペッチ、田中恒成

〇…アシロはすがすがしく負けを認めた。「ベストを尽くした。試合内容はとても良かった。(那須川は)とてもボクシングがうまく、スピードがあり、パンチも強かった」と振り返った。9回のダウンだけは「あれはスリップ」と強調。今年4月、IBF同級王者西田のスパーリング相手を務めた経験があり「使用しているグローブ(のオンス)が違うので(那須川と)はっきりと比較することはできない。私見でいえばスピードは那須川選手、技術は2人ともある」と解説した。

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プロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級2位ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)が8日、羽田着の航空便で来日した。14日、東京・有明アリーナで同級1位那須川天心(26=帝拳)と同級王座決定戦を控え、ロムニク・コイビア・トレーナー、コーディネーターのエリト・ビラモア氏、セコンドに入るWBO世界ライトフライ級3位レジー・スガノフ(26=フィリピン)の陣営4人で日本に到着した。アシロは「見ている人に好印象を与えるような、はっきりとした明確な勝利をしたい。私は勝つため、日本にやってきた。チャンピオンベルトを手にしたい」と強い意気込みを示した。

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無敗の格闘家でWBA世界同級3位にランクされる那須川について「以前から有名な選手であることは知っていた。対戦が決まって試合を見るようになった。彼のスピードに警戒しているし、非常にボクシングがうまい。しかし負ける気はない。ベストを尽くす。私のテクニック、才能をリングの上でみせたい」と自信を示した。

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母国ボホール州にあるPMIカレッジで税関管理コースを専攻している現役の大学3年生でもある。今年4月に初来日し、大阪に滞在して約1カ月間、那須川と同じサウスポーとなる現IBF世界同級王者西田凌佑(28=六島)のスパーリング相手を務めた。アシロは「西田選手は世界王者になった。私は西田選手から多く学んだ。これまでのサウスポーとも多く戦ってきたので、サウスポーとの試合は豊富にある」と自信を示した。

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プロ戦績は9勝(4KO)無敗ながら、アマチュア経験は200試合以上と豊富。6歳からボクシングを始め、フィリピン王者に2度輝いている。愛称となるグラディエーター(剣闘士)は試合中継を担当した解説者から名付けられた。那須川戦に備え、計100ラウンドのスパーリングを消化。ウエートも練習前で123ポンド(約55・7キロ)とリミットまで約2・2キロまで迫っているアシロは「コンディションはとても良い。パンチはタイミングが大事。タイミングさえ合えば、どの自分のパンチでも強いと思う」と静かに闘志を燃やした。【藤中栄二】

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天心がアシロ戦で放ったパンチ総数は425発。 2024年10月17日

◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)王座決定10回戦 同級1位・那須川天心―同級2位ジェルウィン・アシロ(14日、東京・有明アリーナ)

10月14日(月・祝)、有明アリーナで那須川天心とジェルウィン・アシロによるWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦が行われる。

WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦で同級1位の那須川天心(帝拳)と戦う同級2位のジェルウィン・アシロ(フィリピン)が8日、来日した。PMIカレッジに通い、税関について学んでいる現役大学生ボクサーは天心について「ボクシングがうまいと思うが負ける気はしない」と自信を見せた。

2024年10月14日に那須川天心と対戦するフィリピンの無敗ボクサー「ジェルウィン・アシロ」。彼はいったいどんなボクサーなのか、強いのか。

6歳からボクシングを始め、アマチュアで200戦以上した経験から対サウスポーにも「たくさん対戦してきたから」と問題がないことを強調。対策については「試合でベストを尽くす。それだけ。スキルを見せられれば」と明らかにしなかった。この日、スタートのTBS系連続ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(火曜・午後10時)に天心が出演していることを聞くと「日本で有名なのは知っていたが、まさかドラマに出ているとは」と驚きを隠さなかった。

那須川天心と対戦するアシロは2位にランクアップ! | ボクモバニュース

今年5月にIBF世界バンタム級タイトルマッチを戦った西田凌佑(六島)のスパーリングパートナーとして、4月に約1か月間、日本に滞在。2度目の来日に「美しくて平和的な国」とすっかり気に入ったようすだ。その戦いぶりから「グラディエーター(剣闘士)」の異名を持つアシロは「この地に勝つためにきた。ぜひ、チャンピオンベルトを持って帰りたい」と日本での戴冠を目指す。

那須川天心、対戦相手アシロからの“褒め言葉”に爆笑 転向 ..

プロボクシングのWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定10回戦が14日、東京・有明アリーナで行われ、同級1位・那須川天心(26=帝拳)が同級2位ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)に判定勝ちし、初のタイトルを奪取した。

試合は序盤からスピードで勝る天心が優位に進めたが、打てば必ず打ち返してくるアシロを詰め切れない。9回にスリップ気味のダウンを奪ったものの倒し切ることはできず、ジャッジ2人が98-91、1人が97-92の3-0判定をものにした。

これでキックボクシングからボクシング転向後5連勝(2KO)。すでにWBA3位、WBC3位、WBO11位にランクされており、JBC(日本ボクシングコミッション)が世界挑戦の条件として定める王座のうちのひとつを獲得したことで、早ければ来年中の世界挑戦が実現する可能性も出てきた。

普通の世界ランカーなら、5戦目でスピードとテクニックを十分に見せつけて王座奪取したのだから評価されるだろう。ただ、天心の場合、どうしても「神童」と呼ばれたキックボクシング時代のイメージがつきまとい、見る側のハードルが上がる。

今回も倒し切れなかったことへの物足りなさなど、やや批判的に見る向きも少なくない。昔から天心を応援していた個人的なファンではなく、長くボクシングを見てきた筋金入りのファンは特にその傾向が強い。実力以上に「人気先行」するスター候補は、いつの時代も注目される一方で批判にさらされるのだ。

評価の難しい今回の一戦。SPAIAでは独自にデータを集計し、過去の試合とも照らし合わせながら分析した。有効打の見極めは難しいが、ナックルパートを的確に当てたクリーンヒットのみを有効打としてカウントしている。