豪ドル円予想「上値トライの可能性。」FXチャート分析 2024/12/26


息子の体が硬いと指摘されたので、妻が家でできる基本的な体操の本を買ってきました。息子と妻が一緒にやっているので、運動不足の私も参加。私の目標は腰痛解消と少しでもカロリー消化です。


早朝のの準備などもあり、毎朝始発で出勤しています(その分帰宅も早い)。最近は家を出るときはまだ外は真っ暗。朝と言うより夜です。今週、家を出た際にふと空を見上げると、オリオン座が見えました。冬ですね。

これにより、約94円(2015年6月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約76円(2016年6月時点)まで下落してしまいます。

ドル円予想 | 植田日銀総裁の講演待ち | 今日のアナリストレポート

豪ドル/円は12/6安値の95.52円前後が目先の下値目途となりそうです。この水準を下抜けた場合は心理的な節目となる95円前後や、9/11安値の93.60円前後が意識されそうです。一方で上値は一目均衡表の雲(98.00円前後)が目先のレジスタンスとなりそうです。その上の水準では日足一目均衡表の基準線や週足一目均衡表の雲下限(99.63円前後)が上値目途として意識されそうです。

【豪ドル/円 日足・一目均衡表】

10日のRBA理事会の声明を見ると「基調的なインフレは依然として高いものの、経済活動に関するその他の最近のデータはまちまちで、全体としては11月の予想よりも軟調となっている」と示してありました。RBAの指す基調インフレ率は豪統計局(ABS)が公表しているCPIトリム平均になります。最新のCPIトリム平均は四半期ベース(7-9月期)、月次ベース(10月)ともに前年比+3.5%でRBAによる今年の年末時点の予想(+3.4%)を上回っています。ただ、インフレの減速ペースは概ねRBAの予想通りと評価しており、声明ではインフレに関して「インフレ上振れリスクに対して警戒し続ける必要性」との文言が「見通しに沿う形でインフレ圧力が低下していることに一定の自信を抱き始めている」に置き換えられていました。10-12月期のCPIトリム平均は来年1月29日に発表されますので、ここでインフレが反発を示さなければ、2月のRBA理事会(18日)での利下げ開始に向けて一つハードルを越えることになりそうです。
経済活動を見ると、豪7-9月期国内総生産(GDP)は前期比+0.3%で市場予想(+0.5%)を下回りました。政府部門の支出が拡大した一方で、個人や企業の支出は低調な結果となっています。豪政府によるエネルギー料金補助政策により、エネルギー料金が家計支出から政府支出へ移行しましたが、その余裕ができた分の多くを各家庭は貯蓄に回した様です。政府による景気支援策が期待(インフレ面からみると警戒)したほど豪経済を支える材料になっていないことも、RBAが利下げに移りやすくなっている一因として考えられているようです。
一方で、労働市場は引き続きひっ迫した状況が続いています。豪州の雇用者数は10月に6カ月ぶりに過去1年の平均増加数を下回り、労働市場のひっ迫がやや緩和されてきた可能性を示しました。しかし、12日に発表された豪雇用統計では、雇用者数が3.56万人増加。再び過去1年間の平均増加数を上回りました。この反発が一時的なものなのか、それとも強い労働市場が続くのか、今後も注目が必要です。ただ、5月から9月の間、過去1年間の平均を上回る雇用者の増加を記録した割には、前述の通り7-9月期GDPでは個人消費が伸びていませんでした。RBAの利下げを見極めるには労働市場よりも経済活動を示す指標に注目したほうがよさそうです。

とはいえ、来週は豪州の主要な経済指標の発表は予定されていません。豪州以外の他国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合といった重要イベントが控えています。来週は米ドルや日本円中心に豪ドル相場が動くことになりそうです

【豪雇用者数変化の推移】

今週の豪ドル/円は95.78円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.50円前後で週初を迎えました。9日には中国が2025年の金融政策や財政政策を強化する方針を示したことで、同国と交易関係の強い豪ドルとNZドルは買いで反応。豪ドル/円は97円台後半、NZドル/円は89円手前まで上値を伸ばしました。10日には豪準備銀行(RBA)理事会が開催され、声明内容が前回と比べてハト派的になったことで、短期金利市場が予想する2月のRBA理事会での利下げ観測が急速に高まりました。ただ、12日に発表された豪11月雇用統計が予想を上回る結果となったことで、2月RBAでの利下げ観測は5割前後まで後退しています(執筆時)。

これにより、約88円(2018年1月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約65円(2020年3月時点)まで下落してしまいます。


豪ドル下落、75円台前半 ウエストパック銀が年内3度の利下げ予想

資源国通貨としての特色が色濃い豪ドルですが、鉄鉱石やボーキサイトといったに加え、石炭や天然ガスといったの商品相場に連動して為替相場が影響を受けます。もちろん、同国の経済においてもこれら資源貿易は重要な位置を占めており、がオーストラリア経済に与える影響は非常に大きいと言えます。

FX/為替予想 (字幕付き動画) 「豪ドル/円、売りシグナル点灯

年初から7月にかけて、豪ドル/円は円安の展開でした。
この要因として、日本と豪州の金利格差が指摘されています。
下のグラフは、豪州準備銀行(RBA)と日銀の政策金利の推移を示したものです。

最新為替見通し|UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント株式会社

今週の豪ドルは、第3四半期GDPの鈍化を受けて、オーストラリア準備銀行(豪中銀、RBA)による早期の利下げ観測が強まり、9月19日以来となる95円台まで低下した。

外国為替相場(課税価格の換算) : 税関 Japan Customs

豪州の政策金利は2022年5月から上昇を始めた一方、日本の利上げは2024年3月以降です。
金利が高い通貨を保有すると金利収入が増えるため、市場参加者は金利が低い通貨よりも高い通貨を選好する傾向にあります。
これを受けて、豪ドル/円は円安が進んだ模様です。

対内証券投資-中長期ネット, 3,826.0億円 (3,823.0億円), -, -19,522.0億円

しかし、7月以降は一転して円高が進み、売りが収まるとレンジ相場に移行しました。
この間、豪州の政策金利に変化は見られません。
日本の政策金利引き上げ見通しを受けて、円は他の主要通貨に対して強い展開でした。
豪ドルに対しても同様の動きが見られます。

加藤財務相、為替相場「行きすぎた動きには適切に対応」閣議後会見

今週の豪ドルは、注目された10月消費者物価指数のコアインフレ率が前月比で上昇したことから利下げ観測は強まらなかったが、円高が進行したことから97円台まで下落した。

3日午前の外国為替市場でオーストラリアドルが買われている。2月のオーストラリアの小売売上高が予想を上回る強い内容だったことが背景にある。

今週の豪ドルは、オーストラリア準備銀行(RBA)がCPIの目標回帰に言及したことで売られる場面も見られたが、良好な労働市場が確認されたことで、一時98円台まで上昇した。

RBAは2024年6月の会合で政策金利を据え置き、4.35%の高水準で維持することを決定しました。

今週の豪ドルは、豪準備銀行(RBA)が公表した理事会要旨でタカ派姿勢が確認されたものの、買いは続かず、100円水準を挟んだ小動きの相場展開が続いた。

現在値 98.29-98.32 前日比 +0.25 (+0.25%)

豪ドル相場の見通しを予測するうえで、オーストラリア経済の指標チェックは欠かせません。なかでも、オーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia 以下、RBA)が発表する政策金利や声明文は非常に高い注目度を集めます。

オーストラリア・ドルから日本円への為替レート。AUD/JPYの両替

RBAはオーストラリアを見舞ったコロナショックに対応し、その経済支援の一端として政策金利を過去最低の0.10%まで引き下げました。その後、RBAが注視していたインフレ率や失業率などが改善に向かっていく中で利上げが進んでいき、一時停止を挟みながら2023年11月会合まで利上げを継続しました。2024年5月時点の政策金利は4.35%となっています。
現在は金利を据え置いていますが、インフレ動向とRBAの金融政策の行方が今後の注目ポイントです。

24日(火)のドル円相場は狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。

経済対策が期待通りの効果を上げるなら、中国経済は回復すると見込まれます。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いとされており、中国経済の発展は豪ドルの上昇につながることが考えられます。

[PDF] 2024年の豪ドル相場の見通し

オーストラリアドル(以下、豪ドル)は、米ドル・ユーロ・円・ポンドに次いでです。そして先にも述べたように、豊富な鉱物資源を有することからと呼ばれており、その代表格として人気を集めています。

りも遅れる可能性が高く、現在の市場予想では豪州の利

世界的に大きなダメージを与えた新型コロナウイルスの蔓延による経済活動の停滞。そのコロナショックからいち早く立ち直ったオーストラリア経済を底支えしているのが鉄鉱石に代表される鉱物資源、液化天然ガス(以下、LNG)に代表されるエネルギー資源の輸出にあります。
近年は世界的にコモディティ価格が堅調に推移しており、この流れはインフレリスクのヘッジ手段としての需要を背景に続いていくことが想定されます。したがって、オーストラリア経済の成長見通しが堅持されれば、豪ドル/円相場も比較的堅調な推移となりそうです。一方、昨今のウクライナ情勢をはじめとした地政学リスクの高まりを受けて、商品相場のボラティリティは高まっているため、資源価格が変動する局面では豪ドル/円相場への影響には注意したいです。

豪ドル円(AUD/JPY):今後の見通しは?注目点を解説

逆に、中国経済の回復が思わしくない場合、豪州経済にとってもマイナスに作用する可能性があります。
これは豪ドルの下落要因になると考えられます。