インドはコブラが多いので仲良しの人や、ショーに使う人や、蛇使いの人がいます。
ところで、このコブラ男、
ライダーに倒された翌週の回では、改造コブラ男として蘇りました。
子供の頃は、
カッコいい怪人だから
視聴者サービスで再生したンだ、と思い込んでいましたが、
つい最近、
ヘビは、
どんなに傷ついても、
脱皮をすると傷ひとつ無い元の姿に戻る性質を持っている事から、
再生・治癒のシンボルとして、
病院や医大の紋章に多く用いられている事を知りました。
もしかしたら、
そんな事も踏まえての、“改造コブラ男” だったかもしれませんね。
・・・深いなぁ(笑)。
また、
ヘビ年という事で、
このお正月は、
ヘビに関する様々な記事を、
新聞や雑誌、ネット上などで目にしましたが、
その中で、
こんな俳句がある事も知りました。
公園で 撃たれし蛇の 無意味さよ
中村草田男さん、という俳人が残した句で、
争いごとの虚しさや命の儚さを詠ったものだと思いますが、
翌週蘇るコブラ男の場合は、
1文字変えて、
公園で 撃たれし蛇の 無気味さよ
といったところでしょうか(笑)。
女を無視して舞台の端っこに向かって声をかけると、袖の方からもう一人、マスク姿が現れてた。
記者が取材した日にも二組の客がこの料理を注文するなど人気は上々の様子。食べたことがあるというカップルに話を聞くと「食べた晩は心配で夜も眠れなかったけど、死ぬ時は一緒なんだからいいわ」との回答だった。どうにも恐ろしいコブラ毒スープ。何でも美食の材料にする中国人の知恵にはもはや脱帽するしかないといったところか。(翻訳・編集/KT)
このような蛇使いが持っているコブラはすでに毒抜きされていて牙を取られています。
さて、
コブラ男ほどの
インパクトや人気・知名度は無いものの、
ヘビの怪人は
ほかにもたくさんいますし、いくつかソフビ人形として玩具化もされています。
せっかくの機会ですので、それらも紹介しておきましょう。
干支がまた更に一周して、
次のヘビ年にまだ元気に生きていたら、
これらのうちのどれかを、年賀状の写真に使ってみたいと思います。
何しろ、そのカゴには、さっきの蛇に優とも劣らないコブラが入っていたのだ。しかし、アヤが声を上げたのは違うことだ。
昨年末、
壇蜜さん主演の映画『私の奴隷になりなさい』を観に行きました。
“性愛の真理” を通じて、
人間は誰もが孤独である事を思い知らされる、
なんだか哀しい映画でしたが、
決して難解な世界の話ではないし、物語としてもよくまとまっているので、
偏見にとらわれず、
多くの人に見てもらいたい作品だとも思いました。
ってか、
やっぱり、壇蜜さんが魅力的です。なんといっても。
初日の舞台挨拶で
御自身の哲学として言い放った、
「脱げて、絡めて、広げてナンボ」
の言葉どおり、
気合いの入った、堂々たる脱ぎっぷり喘ぎっぷりで、
その圧巻のエロさに、惚れ惚れしました。
しかも、
佇まいに情緒があって、
かつ、
表情や身のこなしに知性が薫るので、
どんなに卑猥な場面でも、
下品になったり安っぽくなったりしないところが素敵です。
演技とか表現とか以前に、
そんな、
壇蜜さん自身の資性を強く感じて、感服してしまいました。
“史上最強のエロス神” などと呼ばれていますが、
それを、
芸能界で売り出すため作られた単なるキャラクターにはとどめておかない、
リアルな “女性力” が、壇蜜さんにはあると思います。
なので、
グラビアアイドルや女優としての壇蜜に、
というよりは、
女としての壇蜜に、
僕はスクリーンの前で猛烈に惹かれました。
また、
裸身そのものも、
当然の事ながら綺麗なのですが、
カッコいい作り物のようなボディではない、生々しい色香があって、
妙に興奮させてくれます。
具体的に言うと、
いちばんの要因は、腰の線。
尻フェチの僕を満足させてくれる丸くて大きなお尻をしていらっしゃいますが、
その巨尻に引っ張られ、
腰の線が、
正面から見ると、あからさまに横に広がっていて、
その “不恰好さ” がソソるのであります。
不恰好、なんて言っちゃうと、
形が悪いのか?っていう失礼な話になってしまいますが、
そうではなく、
男を決して突き放さない、どこか優しい温かみを秘めた “美”。
主導権を握って強圧的なのに、
わざと弱みを見せているようで、その謎めき具合が、たまらなく愛しいのです。
この『ソフビ大好き!』に因んで例えるなら、
マルサンのハックだとかユートムだとかに見られる、
線を歪めたり崩したりする事で滲み出た色気、バロックな味わいですね。それがあります。
あの腰の線が、
壇蜜さんの裸身に “わび・さび” を与えています。
なので、
しっとりとした黒髪や色白の肌ともピッタリとマッチして、
全体的に、生身な濃艶さが感じられるのです。
胸がデカけりゃナイスバディ、
足が細けりゃ美脚、
などと、
安易に称賛する昨今のガキどもには、絶対に解らん官能美ですな、あれは。
・・・まぁ、言い方を変えれば、
“オッサン仕様” なエロス、って事ですけど(笑)。
また、
そんな “オッサン仕様” である事とは別に、
もうひとつ、
その独特の腰の線がもたらす効果があります。
それは、
コブラを思い起こさせる事。
毒ヘビの、あのコブラ。
壇蜜さんの腰の線は、コブラが外敵を威嚇する時に広げる頚部の形に似ています。
スクリーンに裸身が映し出された瞬間、そう思いました。
それに加え、
テレビ番組の中で誰かが壇蜜さんの事を
“エロメドゥーサ” と評していた( 触れたものを全てエロスに変える、という意味で)事も
思い出し、
僕は映画を観ながら、
毒ヘビ・コブラのイメージが
壇蜜さんの演じている役柄に、まさにヘビの如く巻きついていくのを感じました。
その刺激は、
作品世界の “危険な香り”度を、大いに増大させていたように思います。
エロスにのめり込む形容に
ヘビのイメージはピッタリですからね。
それに、
聖書によると、
神が創り出した最初の人間であるアダムとイブに
禁断の果実を食べるよう唆し、
二人を “性” に目覚めさせたのは、何あろう、ヘビ。
史上最強のエロス神・壇蜜さんが
毒ヘビ・コブラの形の腰をしている事は、偶然でない気がします(笑)。
奇しくも今年はヘビ年。
この『ソフビ大好き!』でヘビ、それも毒ヘビ・コブラとくれば、
取り上げるべきキャラクターは
もちろんコレ、コブラ男。
『仮面ライダー』第9話に登場した怪人です。
壇蜜さんを前フリに(笑)、今回はこの怪人のソフビを紹介しましょう。
「はーい。予言できるんなら、この程度は見えていないとダメでしょ。センセの生死がかかってるんだから」
猫バンバンならぬ蛇バンバン。いやほんとにバンバンしたら危ないけど。
レストランによると、この料理は広東省など中国沿海部に古くから伝わるメニューだという。血抜きによってニワトリに注入された毒はほとんど流れ出すため安全だという。「実際、開業から3年が経つが、お客にコブラの毒で体調を崩した人は出ていない」とオーナーは話した。ただしオーナーの夫が不注意のためコブラに噛まれたことはあるのだとか。料理人にとってもまさに命がけの真剣勝負メニューだ。
しかし、時には蛇使いも操っているコブラ噛まれることがあります。
どんなことも、どんなものも、猛毒にもなれば良薬にもなる。「酒は百薬の長」とは言うものの、イッキ飲みをしすぎればたちまちおかしくなるし、水も飲みすぎれば水中毒である。酸素は人体に必須のものではあるけれど、純粋酸素の部屋に一日いれば腹痛が激しくなり、それ以上いると心不全になる。
どんなものも、どんなことも、「晴れ、ときどき雷雨」「ときどき薬、ときどき毒」なのだ。副作用のない薬はなく、量に無関係な毒もない。結核に効く抗生物質ストレプトマイシンは難聴という副作用をもたらし、整腸剤キノホルムはスモン病を併発させた。
では、或る薬がおこす副作用を抑えられないかといえばそうでもなく、たとえばキノホルムの投与と同時にビタミンB12を補うと、これがアルツハイマーの特効薬になることがわかってきた。
2歳の頃から修行でコブラを扱うとなると一度も噛まれない人はほぼいなさそうです。
それにしても、ヘビは嫌われ者です。
この『ソフビ大好き!』に
これまで何度か登場している、
僕の1歳上の幼なじみ・モリサダくんは、
生き物が大好きだったし、
家がすごくお金持ちだったので、
犬や猫、小鳥や熱帯魚はもちろんの事、
ハツカネズミ、ハムスター、
それから、
カブトムシやクワガタなどの昆虫類、
あと、
カメ、イモリ、カエル、そして、ワニに至るまで、
いろんな生き物をペットとして飼っていました。
40年以上昔の話ですが、
或る時、
モリサダくんのお父さんの知り合いの人が、
生き物が大好きなモリサダ君にプレゼントしようと、
1匹のヘビ(何ヘビだったかは不明)を
どこかから調達してきた事があり、
当然、モリサダ君は喜び、飼うつもり満々だったそうですが、
モリサダ君のお祖母ちゃんが、
「ヘビだけはやめてちょうだい」
と顔を真っ青にして猛反対したため、泣く泣く断念した、
って話を聞いたのを憶えています。
家中ペットだらけで、
ワニを飼う事まで許してくれている家人が、
「ヘビだけは・・・」と猛反対するのですから、
“ヘビ” という生き物の嫌われ度合いの激しさがわかります。
人間の生理・感性を強烈に刺激する嫌われ者、
気色悪くて、怖くて、
毒まで持ってたりして、
敵役怪人のモチーフにはもってこいですね、ヘビは。
おまけに
再生能力にも長けてるのですから、ただの敵役でなく “強敵” です。
そんなキャラクター性に惹かれた少年が
40年経ってオッサンになったら、
今度は、セクシータレントの裸体と化して襲ってくるわけですから、
本当に強敵です(笑)。
もはやその存在は、
霊的エネルギーを備えた “神秘” 。
いやはや、凄い生き物です。
・蛇使いは操っているヘビに噛まれることもあるが、毒抜きをしているため大丈夫
話を聞くだけでも実に恐ろしいコブラ毒スープだが、その調理方法はより凄まじい。まず革の手袋をはめたシェフが生きたコブラをつかみ出す。怒ったコブラは激しく手袋に噛みついている。続いての工程はコブラをニワトリに近づけ噛みつかせるというもの。猛毒を注入されたニワトリはあっという間に目を回し倒れてしまう。その後、ニワトリの羽をむしり血を抜いた後、コブラと一緒にスープで煮込むのだという。メニューには「頭をはっきりさせ、しみをとり、体内の毒素を排出させるほか、リューマチにも効く」とコブラ毒スープの効能が書かれている。
コブラを操るインドの蛇使いは何者?毒や噛まれるのは大丈夫なの?
ソクラテスがあおった毒杯は、毒ニンジンのジュースかワインだった。主成分はコニインだ。アテネではソクラテス以前から毒ニンジンにアヘンを混ぜて服毒死をさせていた。苦しむことなく刑死させたのだ。
アヘン(opium)は、ケシ(芥子)の若い果実に傷をつけると出る樹液をとことん乾燥して出来る。すでに紀元前3400年のメソポタミアで使われていた。主成分はモルヒネである。モルヒネ(morphine)はアルカロイドで、チロシンから生合成される。そのモルヒネを化学処理するとコデインやヘロインになる。いわずとしれた麻薬の王者たちだ。ヘロイン(heroin)は化学名を塩酸ジアセチルモルヒネという。ロンドン・セントメアリー病院のアルダー・ライトが1874年に調合して、ドイツのバイエル社が1898年に鎮咳薬として発売した。
アヘンからヘロインをつくる化学処理は容易なものなので、素人でも手順をおぼえさえすればすぐできる。そのためアヘンやヘロインはいまなお闇ルートで世界中に出回っている。以前はタイ・ラオス・ミャンマーの三角地帯が麻薬生産処理地であったけれど、2009年の国連薬物犯罪事務所の推定によると、いまは世界のアヘンの94パーセントがアフガニスタンでつくられているらしい。北朝鮮もあやしい。
そうではあるのだが、そのアヘンも精製以前のモルヒネの段階なら鎮痛剤になる。バイエル社もそのつもりで売り出した。というわけで、今日の医療ではモルヒネなかりせば患者は激痛にとうてい耐えられない。それくらいよく効く。ぼくも胃癌で腹を23センチ切って4分の3の胃を除切した直後は、あまりの痛みにモルヒネ座薬をお尻に突っ込んでもらった。こうした鎮痛効能は古代エジプトでも西アジアでもだいたいわかっていたらしい。
ようするに麻薬と鎮痛剤は同床異夢なのである。似て非なるものではなく、同じものが薬にも毒にもなりえたのだった。毒と薬はうらはらなのである。
このような蛇使いが持っているコブラはすでに毒抜きされていて牙を取られています。 そんなキングコブラ
「コブラの毒は神経毒って言って、ある程度までなら身体を馴らすことができるんです。もちろん、ホントに普通のコブラに咬まれたらヤバいカモだけど、絞り出した直後に咬まれたくらいなら。それに、覚えてます? 咬まれた~って見せつけるようにして、ちゃんと指先に入った毒を絞り出してたでしょ?」
14、コブラ毒 15、フィゾスチグミン(カラバル豆の毒) 16 ..
いささか気の毒なことだが、カネボウの美白乳液が白斑をおこして大問題になっている。成分のロドデノールに問題があるらしい。「ホワイトディープ」「ブランシールスペリア」など8ブランド54製品に入っている。化粧品各社ともおそらくいまさら始まったことではないとギョッとしていることだろう。親会社の花王も「しまった」と悔やんでいることだろう。
それにしても「美白」というのは妙ちきりんな日本語だ。肌の色が白いというのは、ふつうに考えると色素沈着が少ないということである。地球上の人種や民族の肌色は、もともとが皮膚中のメラニン色素に負っている。そこに毛細血管を流れる赤血球(ヘモグロビン)の色が関与し、さらに日焼けやシミ・ソバカスが加わって、顔色や肌色をつくる。基本は色素沈着が濃ければ色黒、薄ければ色白だ。
ところが日本では、昔から「色白は七難を隠す」と言われてきたように、なぜか顔色や肌色を白っぽくしたいという美醜観が強くはたらいてきた。人種固有の肌色を人為的に変更してまで美白を求めるのは、つまりは「私たちは色白人種を一等憧れています」ということにほかならない。ぼくはこういう“白人主義”を好まない。
毒ヘビ・コブラのイメージが壇蜜さんの演じている役柄に、まさにヘビの如く巻き ..
1995年生まれ。フリーランスのライター・編集者。Webサイトで数々の記事を執筆。YouTubeが好きで、仕事の合間によく視聴している。