▼タンドール窯の作り方を紹介した『ドゥーパ!』バックナンバーはこちら。


我々、デルソーレ党は日本人にとってナンが身近な存在であると感じてもらい、より食卓で楽しんでもらえるようにナンの新たな魅力の発信を行っています。 カレー以外の様々なおかずと一緒に食べてほしい。日本の食卓で日常的にナンを食べ […]


Gomyo倶楽部の定例活動日。雨予報だったが、私も含め次週はみな予定があるようなので雨天決行となった。今日はいよいよタンドール窯を本格始動し、タンドリーチキンを焼く。

我々、デルソーレ党が日本でナンを広めるために行っている「ナンと和食」運動。 ナンを身近に感じていただきたい。もっと多くの食べ合わせでナンの新たな魅力をお伝えしたい。そんな思いで活動しております。 今回はさらなる「ナンと和 […]

意外にカンタン?素焼きの鉢で「タンドール窯」をDIYしちゃおう!

さて、その前にこのタンドール窯の製作過程をもう一度おさらいしておこう。学研プラスのDIY雑誌『ドゥーパ!』に以前連載(※)した私のイラストである(2013.6)。これがインド料理店で使われているタンドール窯の一般的な構造だ。

我々、デルソーレ党は“ナン”を日本人に、より身近にするためのプロジェクト「#ナンと和食」を実施してまいりましたが、なんとご賛同いただいた皆様の署名数が4000件を突破しました。 デルソーレ党では、「食アレン […]

これをそのまま作るのは大変なので、連載ではペール缶と素焼きの鉢を利用したDIYタンドールをイラスト化した。ネットで「自作タンドール窯」を検索してみるとこのペール缶タンドールはけっこう作られているようだ。

「ナンと和食」の普及活動を通して日本の食卓にナンを広めるべく、デルソーレ党は日々活動しております。


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始まりは勘違いだったかもしれませんが、その美味しさが、本場の人の心を動かし、そして日本人の舌をうならせて、ここまで広く愛される存在になったのです。日本で愛されるナン、現地の食べ物であるナンはもちろんのこと、日本人の舌にもマッチした主食なのでぜひ日本のおかずとも合わせて食べてみてください。きっと新しい発見があるはずですよ。

タンドール窯 / タンドリーオーブン ナン釜 インド料理 ネパール カレー クリアランス,家電.

耐火煉瓦をベースにして3段にレンガを組み(一番上だけ縦使い)その上に甕を置く。

考える部屋#11 京都タンドール会議2020レポート|カレー哲学

いつしか、インド料理といえば「タンドール窯を使用したナンを出すお店」。そんなイメージが日本に定着し、現在のように全国各地のインド・ネパール料理店でナンが提供されるようになったのです。
たった一人の勘違いが、日本におけるインド料理の概念を覆してしまったのです。とても驚くべきことではありますが、皆さんもご存知の通り、ナンってとっても美味しいですよね。

先日、京都へ行きタンドール窯で遊ばせてもらい、定番のチキンティッカから高級食パン、バナナまで思いつくままに色々なものを焼いてみた。

仮組みができたら、いちど解体してから粘土を目地にしてレンガを一段ずつ重ね、組み合わせていく。レンガのすき間には粘土団子を叩きつけるようにしてボリュームを作っていく。

タンドール窯の火入れ | 囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio

しかし、高橋さんはめげることなく「インド料理にタンドール窯は不可欠である」という強い意志を持って、現地の方ですら知らないタンドール窯で焼くナンの素晴らしさをアピールして、タンドール窯の営業を続けたのです。
その熱意によって、仕方なくタンドール窯を導入してくれる店舗が徐々に現れ始めます。神田川石材商工の作るタンドール窯は本場インドのタンドール窯よりも耐久性に優れ、かつきめ細かい顧客対応も相まって、全国にその素晴らしさが知られていきます。いつしか本来タンドール窯を使用することのない南インドの料理を扱った店舗ですら神田川石材商工のタンドール窯を使用してナンを提供するようになったのです。

タンドールの温度はとても高温で、炭を入れた開店前は900度~1000度ほどになります。

最初は全体をレンガで覆う予定だったが、隣のピザ窯に呼応するように下半分は石で組みたくなった(実際、余った石が周囲に残っていたのでその処理も兼ねた)。石垣を組む要領で落ちないように一段ずつ重ねていく。正面には大きな「要石(かなめいし)」を置いて「顔」を作る。この時点では目地に粘土を挟んでいない。石積みは直感とリズムが大事なので空積みし、すき間には上から砂や小石を入れていった。

86 likes, 2 comments - ctcurry_yasu on January 3, 2022: ナン タンドール窯.

当然、一般的にも馴染みがないタンドール窯を当時のインド・ネパール料理店へ売り込みしてもほとんど相手にされませんでした。

権三 Vol.003 なんちゃってタンドール窯でローストポーク

そしてタンドールの特異な点は、閉鎖空間における蒸し焼きになり、かつ素材から滴り落ちる脂や汁で薫香が立ちのぼり、材料に炭焼き独特のフレーバーがつくことである。ではタンドリーチキンを焼いてみる。

機能は本物のタンドール窯と近似です。 違いは早い軽い、割れない 移動簡単

先代の高橋さんは、それまで製造していたパン焼き窯の売り上げが低迷し、新たな商品の開発を模索していた中、インド料理で使用されるタンドール窯の存在を知りました。実際には北インドの一部でしか使用されていなかったにもかかわらず、‟インドではタンドール窯を使って調理をするのが主流”という勘違いをして、その需要を満たすためにタンドール窯の製作を始めてしまったのです。

逆さまにせずに作ってみました。 まずコンクリート用ドリルで穴を空けます。 ..

・使ったのが素焼きの甕ではないので釉薬が塗られていて滑りやすい?
・ススがよく拭き取れていなかった(最初炎を上らせるため甕の内側上部にはススが残る
・壁面の温度が落ちてしまった

・ナンの整形に手間取って生地の表面が乾いた
・押し付け方がヘタ(専用のガッティが必要)

【ワークショップ受付中】DIYタンドールであつあつナンを焼こう。

帰りに石田高校に立ち寄って、工作室で串の反対側も曲げてもらった。これで吊り下げて管理できる。また串刺しは下のほうが焦げやすいので、途中で逆さまにして入れてみても良いと思う。するとタンドールの深さに対する串の長さも重要になってくる。一旦さした素材はもう串から動かせないわけだから。

カトマンズのローカル食堂にて、パラクパニールとロティをオーダー。ロティは注文を聞いてから、タンドール窯で焼いてくれます。

神田川石材商工は国内のインド・ネパール料理店で使用されている過半数のタンドール窯を製造しており、そのタンドール窯の開発をしたのは現代表の竹田さんの先代であり伯父の高橋重雄さん。当時はナンはおろかインド・ネパールの食文化が日本に浸透していなかったにも関わらず、タンドール窯の製造を始めたのは高橋さんの‟ある思い込み”にあったと竹田さんは語ります。

権三 Vol.001 なんちゃってタンドール窯でローストチキン

ちなみに、長く使われたタンドール窯は熱せられた土やレンガが芳香を出し、料理を非常に美味しくするそうだ。今後が楽しみです♬