ダイハツのトールワゴン「トール」&トヨタ「ルーミー」「タンク」レポート


ルーミーの価格を見てみると、スマートアシストIIIや、両側スライドドアの電動機能などを装着したNA車のルーミー「G“S”」の価格が168万4,800円。これは、背の高い軽自動車の中心的な価格帯に収まっている。また、ターボ車の「G-T」は180万3,600円と、11万8,800円高い。G-Tには、フロントスタビライザーとATのスポーツモードが加わるので、ターボの価格としては約10万円だろう。割安とまでは言えないものの、動力性能は高くなるので、登坂路の多い地域のユーザーは積極的に検討するとよいだろう。


評価:★★★☆☆(3点)
コメント:ダイハツの軽自動車には、先行して「スマートアシストIII」が装備されている。スマートアシストIII はスマートアシストIIと比べると安全性が大きく向上するので、ルーミー・タンク&トールにも刷新を求めたいところだ。

OEM関係にあることから、ルーミーとトールの基本性能に差はありません。それぞれのブランドとして販売するため、エンブレムやメーカーオプション、ボディカラーのバリエーションが異なります。

【ルーミー/タンク/トール】ダンロップ ENASAVE EC300+ を新車装着

「サイド&カーテンエアバッグ」は、ルーミー・タンク&トールでは全車にオプション設定されている。いっぽう、ダイハツの軽自動車はグレードを限定している。

ルーミーの製造元であるダイハツにおいては、2023年は国内外での検査不正につづき、大規模リコール、さらに仕入先の火災による部品欠品などトラブルが相次ぎ、生産や新型車投入計画に大きな乱れをきたした。その自粛の意味もあってか、ダイハツはジャパンモビリティショーのプレスカンファレンスを国内ブランド完成車メーカーとしては唯一実施しなかった。

開発者によれば、ルーミー・タンク&トールは2年少々で開発したという。発売されたのが2016年11月だから、逆算すれば2014年の中盤頃に開発をスタートさせている。

ジャスティは、ルーミーやトールと比べるとグレードラインアップが少なく、1種類のみです。駆動方式は2WDと4WDがあるものの、エンジンは、自然吸気エンジンのみが設定されています。


現在、中古で狙いやすい国産プチバンは、スズキ ソリオ、デリカ D:2、トヨタ ルーミー/タンク、ダイハツ トールなどです

タンクは生産を終了しましたが、中古車市場には流通しています。マイナーチェンジを機に安全装備の強化も行われたことから、安全性能面では現行モデルのほうが優れていますが、価格を重視したい方はタンクの中古車がおすすめです。

今回はこのジャンルのパイオニア・スズキソリオと、ライバルのダイハツトール、トヨタルーミー&タンクを比較してみよう。 ..

そして、このなかに、現行ルーミー/トールも含まれ、なんと10項目もの不正行為が該当した。

まずは表にして、ルーミーとトールのグレード別の価格の違いを比較していきます。 ..

車の燃費のまとめサイト「」によると、2023年3月現在のタンクとルーミーの実燃費は以下の通りです。同じ車種として公開されているため、同じ数値になっています。

トヨタ ルーミー トール ダイハツ タンク リヤガラス 純正品 中古 美品

ダイハツでは、DNGAプラットフォーム導入によるラインアップの一新が進行中となっている。「ルーミー/トール」もその対象となるだろうが、フルモデルチェンジ時期については、大幅に遅れそう。

ソリオ対ルーミー、売れ筋トールワゴン徹底比較 販売台数2位と14位

タンクとルーミーのエンジンは同型式であり、同じグレードで比較すると燃費性能も同じです。

【ダイハツ/トヨタ/スバル・トール/ルーミー/ジャスティ】 いま

トールのOEM車は、トヨタとスバルに供給されています。トヨタはルーミーとタンク、スバルはジャスティです。2020年9月のマイナーチェンジを境にタンクは廃止されました。ここでは、ルーミー以外のOEM車「タンク」と「ジャスティ」の特徴を紹介します。

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ダイハツは、2025年までに、DNGA採用の新型車種を多数投入していくことを予告していた。ボディ骨格の弱さから来る騒音や振動は、従来型ルーミーの弱点と評価されるケースも多かったため、商品力アップが期待される。

ルーミー•タンク/ダイハツトール/スバル ジャスティLED テール ..

走行安定性は、1リッターNA車は操舵に対する反応が鈍めに抑えられている。峠道などを走れば、ボディの傾き方も大きい。しかし、車両の動きを抑えたことで、後輪の接地性は失われにくい。ルーミー・タンク&トールのプラットフォームはパッソやブーンと同じなので、160kg重くて背の高いボディを組み合わせれば走行安定性に無理が生じるはずだが、バランスは取れている。

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小型トールワゴンの「ルーミー(ROOMY)」は、英語で「広々とした」を意味する言葉で、大きな室内空間を表現するネーミング。ダイハツ「トール」をベースにOEM供給されるモデルで、スバルでは「ジャスティ」の名前でもリリースされる。ちなみにトヨタ「タンク」はデザイン違いの姉妹車だ。

ルーミー タンク トール ジャスティ リアドアスカート 1p (当社オリジナル商品) ..

2014年1月には、スズキ「ハスラー」が発売されて売れ行きを伸ばし、ダイハツとの間で軽自動車の熾烈な販売合戦が行われた。販売会社が届け出をして中古車市場に放出する未使用中古車も増えており、それらを含めた統計ではあるが、2014年に国内で売られたクルマの41%は軽自動車になった。これに向けた対抗策として、急造されたのがルーミー・タンク&トールだ。

高品質かつ低価格・タンク・ルーミー・ジャスティ・トール専用 リアドアスカート

トヨタ「ルーミー」は、ダイハツ「トール」のOEM供給を受け、2016年に販売が開始されたトールワゴンタイプのコンパクトカーです。この車両は、ゆとりのある空間「Living」と余裕のある走り「Driving」を融合させた、「1LD-CAR」がコンセプトになっており、広々とした車内空間に乗降性能の高いパワースライドドアを搭載している他、バリエーション豊富なシートアレンジを可能とするなど、多様な用途に対応可能となっています。なお、この自動車は、2017年度のグッドデザイン賞を受賞しています。このクルマの2016年11月発売モデルでは、グレードとして、普及仕様の「X」、上級仕様の「G」とそのターボ搭載仕様の「G‐T」、エアロパーツ装備の「カスタムG」とそのターボ搭載仕様の「カスタムG‐T」の他、「X」「G」「カスタムG」に衝突を回避する支援システム「スマートアシストII」を搭載した「X S」「G S」「カスタムG S」がラインナップされています。※記載の文章は、2019年1月時点の情報です。

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ルーミーとトールは、2020年9月にマイナーチェンジが行われました。コンパクトボディでありながら、5人乗っても広々とした室内空間を確保できる良さはそのままに、3つの進化を遂げています。

新型ルーミーの本体価格からの値引き幅や値引き率は緩い? ルーミーの ..

ルーミーは重厚感のある大型フロントグリルとイルミネーションランプで、ラグジュアリーなイメージ。ルーミーはカスタムのほうがシャープな印象があり、スタンダードとカスタムのどちらを選ぶかによって雰囲気が変わります。

ルーミー アルミホイール 5J +40 PCD 100 トヨタ タンク トール

1リッター直列3気筒NA車は、登坂路などのシチュエーションでは動力性能が不足しており、市街地向けという印象を受ける。この1リッターエンジンは、トヨタ「パッソ」やダイハツ「ブーン」などに搭載することを目的に開発された。だが、ルーミー・タンク&トールの車重は標準ボディでも1,070kgと、パッソやブーンよりも160kgも重い。そのため、登坂路ではパワー不足に陥ってしまう。