ドル円予想 | 植田日銀総裁の講演待ち | 今日のアナリストレポート
植田総裁の会見内容を踏まえれば、円安進行で、そして政府のけん制発言と一連の流れは容易に想像がつき、実際にそうなっています。自作自演の円安・口先介入のようにも感じられ、こうして招いた円安の付けを支払うのが、市場参加者ってところがどうもすっきりしないです
前週末27日のドル円は下落でクローズ。安値157.33をつけてから終値157.84と、4日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。
米ドル/円は、一目均衡表での三役好転から158.00円手前まで上昇幅を拡大するなど、底堅い展開が続いています。足許の上昇ペースが速かったこともあり、やや調整の圧力が強まっているように感じます。12月17日安値153.162円からの半値押しレベルとなる155.545円までに調整を留め、再度、上方向を試すかどうかがポイントになりそうです。このレベルでの値固めに失敗すれば、153.00円付近まで調整して、値固めするのではないかと、考えています。焦らず、じっくり押し目買いポイントを摸索したいです。
今週のドル円FXレートのレンジ予想(高値・安値予想)を公開。現在値、今週のレンジ、過去予想勝率も。
日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円が5,961枚の買い持ちとなっており、方向感の見定めにくい状況との指摘も。
ただ、25日の植田日銀総裁の講演や、27日公表の12月会合における主な意見には注意が必要と思われます。12月会合後の植田総裁会見ではハト派な部分が目立ったものの、市場へのメッセージが誤って伝わっていたとすれば、市場の受け止め方を修正してくるかもしれません。また、12月に入って5%超も円安が進行しているため、政府の口先介入がどのレベルで強まるかも気にかけたいです。その他、米国時間20日深夜に期限が切れる米国のつなぎ予算を巡る協議の行き詰まりから、早ければ21日から連邦政府の一部が閉鎖される恐れがあるとのことです(執筆時点)。実際にそうなった場合、影響がどこまで及ぶのか判然としませんが、週明けのマーケットがリスク回避の動きとなる可能性もあります。ただ、これらが影響して下げたところは、絶好の押し目買いポイントになるのではないかと、考えています。
今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。
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ドル円は節目150円をついに下方ブレイク。来週は米経済指標に注目
9月時点では4回ほど織り込まれていた来年の米利下げ回数が、たった3カ月で2回まで低下した点を見ると、米FRBの見通しは大幅に修正されたと見て良いのかもしれません。また、9月時点ではFF金利は25年末に3.4%へ達する見通しでしたが、今回はその水準に達するのが26年末と1年先送りされている点もこの考えを補強しています。FRBの来年の利下げ回数が2回減らし、日銀が2回利上げするとした場合、足し引きゼロで日米金利差に与える影響は限定されることが見通せます。このように考えれば、円のキャリー通貨としての魅力は変わらず、米ドル/円は底堅い推移が続きやすいように考えています。
NYでも円高142円台 週明けの東京株式市場、大幅下落の可能性
クリスマス休暇明けとはいえ、まだ英国や旧英国系の国々では休暇中のなか、ドル円はNYで158円台に乗せ158円09銭と、7月17日以来およそ5カ月ぶりの円安水準を付けました。米国の利下げペースが鈍化する一方、日銀が来年1月の会合でも追加利上げを見送るとの観測が根強いことが背景です。
ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も過度な円安は抑制 | 通貨
米ドル/円は底堅い展開。米FRBの利下げペース鈍化観測や日銀の利上げ見送り期待から、米ドル/円は154.479円まで買いが先行しました。一巡後はビックイベントを控えた調整売りで153.162円まで下げる局面はありましたが、FOMCの来年の利下げ回数が9月時点の4回(1回の利下げ幅は0.25%)から2回へ低下したほか、日銀会合が追加利上げについての確度を高めなかったため、米ドル/円は157.928円と4カ月ぶりに高値を塗り替えました。
今週の為替相場は、週明けに米ドル買い・日本円売りの流れが優勢となった後は ..
今週25日(水)に行われた植田総裁の講演では、先の決定会合の会見では予想外の「ハト派」発言でドル円が大きく上昇したこともあり、どの程度「調整」があるのか注目していましたが、結局内容的には変化ありませんでした。総裁は、「経済・物価情勢の改善が続いていけば、それに応じて、政策金利を上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と述べ、具体的なタイミングについては、「今後の経済・物価・金融情勢次第だ」と明言は避けました。さらに総裁は「特に、米国の次期政権の経済政策を巡る不確実性は大きい」と、説明しています。筆者は、トランプ政権が始動し政策が実施されれば、米金利の上昇圧力が増し、それに呼応するかのように円が売られる展開を予想しています。そうなると、為替面から日本の物価にも上昇圧力がかかり、大幅な円安を避けるという意味合いからも、1月会合での追加利上げが実施されるのではと予想しています。この予想は、現時点では市場のコンセンサスとは相容れないかもしれませんが、一部で指摘されているように、「日銀はビハインド・ザ・カーブに陥っている」との評価を払拭する意味からも、1月会合での追加利上げの可能性があるとみていますが、どうでしょう。
明日の為替相場見通し=米11月消費者信頼感指数など注目(みんかぶ)
2024年2月に史上最高値を更新した「日経225」今後の動向にチェック!
12月23日【2024年の日米株、相違点と共通点~今週半ばは米休場、週明けは大納会~】みずほウィークリーVIEW 中島三養子 ..
FRBによる利下げペースの鈍化も予想されていますが、昨日発表された「週間失業保険申請件数」では、申請件数は減少していましたが、継続受給者数が予想を上回る「191万件人」と、約3年ぶりの高水準でした。これは、失業者が仕事を見つけるまでの期間が長期化していることを示唆しており、失業者の再就職難を示す他のデータと整合しています。先週のFOMC会合後の会見で、パウエル議長が「労働市場は依然として堅調な状態にある」と述べていた言葉とはやや異にしています。ただ現時点では、これが労働市場に黄信号が点滅していることを示唆するものとは判断できませんが、これが仮にそうだとしたら、2025年では2回と示された利下げ回数が再び増えることにつながります。年明け以降も注視して行く必要はありそうです。
ドル円相場、プロの予想割れる 2025年は138円から160円まで
来週は米12月ISM製造業景況指数や米12月製造業購買担当者景気指数が発表を控えており、こちらが予想を上回る強い結果となった場合は、ドル買いの強まる展開となりそう。
【FX 来週の相場分析 為替予想】ドル円、円安けん制発言 ..
今年最後の「アナリストレポート」になります。筆者にとって2024年の最大のサプライズは「米大統領選でのトランプ氏の勝利」でした。ただ、今冷静に考えてみると、まずバイデン氏ではさすがにあの年齢を考えると、さらに4年間の大統領職務をこなすのは無理だったのかもしれません。また、最後の最後に自身の次男に大統領権限を最大限に利用し「恩赦」を与えたことなど、筆者の中ではバイデン氏に対する評価も相当下がりました。何はともあれ、好き嫌いはあってもこれから4年間、トランプ言動に大きく左右されることになります。合衆国憲法を変えない限り第三次政権はありませんが、次に狙っているのは「ノーベル平和賞」との観測もあります。良いお年を・・・・・。
週明け23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前週末比79銭円安ドル高の1ドル=157円18~28銭を付けた。
来週の円相場は上昇か。石破茂首相が「利上げする環境にない」とした後の円安は行き過ぎだったとの見方から、反動の円買いが続く。米国では消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化傾向が確認される公算が大きく、ドルの重しとなりそうだ。
「ドル円相場」予測のカギになる16.5年ルール 大局的な視点で見た場合
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【週明けのドル円】円安環境整い155円へ続伸【FX 為替予想】
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