トレードの損益は、値幅(獲得pips)と取引数量を掛けることで求められます。
1pipsあたりの損益を計算できれば、投資効率の善し悪しが判断できるようになります。
ちなみに、「みんなのFX」では、米ドル/円のスプレッドは0.2 pips(0.2銭)(※)と他のFX会社に比べ最も狭い水準で提示しています。10,000ドル(1Lot)取引したとしても手数料は20円(=0.2銭(0.002円)×10,000)しかかかりません。一般的に銀行の外貨預金では、10,000ドル預金するのに2万円ぐらい(片道1万円ずつ)の手数料がかかるので、FXの取引コストがいかに安いかおわかりいただけるでしょう。
※米ドル/円ラージのスプレッドは原則固定の対象外です。
(※1pipsが元の通貨でいくらになるかは、FX会社によって異なります。上記の数値は、OANDA証券のものです)完全に同じではないものの、特にNZドルと豪ドルは、1pipsの価値が非常に近いことがわかります。また、カナダドルの1pipsの価値も、両者にある程度近いといえます。そのため、上の3つの通貨ペアはpipsに換算することで、おおよその価格変動(値幅)の比較を簡単にすることができます。投資効率(資金に対してどれだけ効率的に利益を得られたか)を算出する場合、損益の金額で見るよりもpipsで見る方が適しています。例えば、以下の2つの例を比べてみましょう。利益はどちらも共通で「3,000円」です。しかし、pipsで計算すると、それぞれの利幅は以下のようになります。①は、より少ない資金でより広い値幅を稼ぎ、3,000円の利益を得ています。比較すると、①は②よりも3倍投資効率が良いことがわかります。損益をpipsで計算すると、このように投資効率を比較しやすくなります。pipsは、自身のトレード結果を表す際にも用いられます。例えば、米ドル/円が1ドル=145.00円の時に買い、145.30円の時に売った場合「」と表せます。トレード結果を損益額ではなくpipsで表現することで、トレードの成績を比較しやすくなります。損益額で表現する場合、利益はロット数に左右されます。一方、pipsで表現する場合、どれだけの値幅を稼いだかが分かります。そのため、pipsの方がトレード成績や投資効率の記録・分析などがしやすくなります。pipsを活用する際の注意点は、以下の通りです。とは、一定のが発生した段階で、そのポジションを決済して損失を確定させる取引のことです。
例で挙げた3つのペアの1pipsの価値はそれぞれ異なり、以下の通りです。
そのため、上の3つの通貨ペアはpipsに換算することで、おおよその価格変動(値幅)の比較を簡単にすることができます。
投資効率(資金に対してどれだけ効率的に利益を得られたか)を算出する場合、損益の金額で見るよりもpipsで見る方が適しています。
Pipsは、先述のスプレッドの単位だけでなく、トレード結果を表現する際にもよく用いられます。たとえば、米ドル/円が1ドル=100.00円の時に買って100.50円の時に売った場合、「50pips獲得した」と言う投資家もいます。「獲得pips」は、利益をあげた際の値幅(利幅)を表しており、今回の場合は50pips(=100.50(売値)-100.00(買値))が獲得pipsとなります。いくら利益をあげたかではなく、どのぐらいの値幅を稼いだか、ということを重視する投資家も少なくありません。pipsを使った計算方法や投資効率については後述します。
FXの主要な取引スタイルは大きく分けて「スキャルピング」、「デイトレード」、「スイングトレード」の3種類があります。
ここでは、取引スタイルの簡単な概要と獲得pipsの目安を紹介します。
計算式FX取引での「獲得pips」×0.01円(or 0.0001ドル)×通貨数
また、pipsはスプレッド(買値と売値の差。差が狭ければ狭いほど取引コストが低く顧客にとって有利)の単位としても用いられます。たとえば、FX業者が米ドル/円のスプレッドを1pipsで提示している場合、それは1ドルにつき日本円で1銭の手数料がかかることを表しています。10,000ドル(1Lot)取引した場合の手数料は100円(=1銭(0.01円)×10,000)ということになります。短期間で売買を繰返すスキャルピングのトレーダーにとって、スプレッドの違いは収益に大きく影響します。
ちなみに、「みんなのFX」では、米ドル/円のスプレッドは0.2 pips(0.2銭)(※)と他のFX会社に比べ最も狭い水準で提示しています。10,000ドル(1Lot)取引したとしても手数料は20円(=0.2銭(0.002円)×10,000)しかかかりません。一般的に銀行の外貨預金では、10,000ドル預金するのに2万円ぐらい(片道1万円ずつ)の手数料がかかるので、FXの取引コストがいかに安いかおわかりいただけるでしょう。
※米ドル/円ラージのスプレッドは原則固定の対象外です。
では、仮に1pips動いた時の損益が分からなかった場合はどうなるのでしょうか?
たとえば、米ドル/円の取引で100.00円のときに10,000ドル分の新規買いポジションを持ち、その後100.05円のときに決済売りをおこなった場合、獲得pipsは5pips、利益は500円となります。
1pipsあたりの値段は9ポンドなので、以下のように計算可能です。
トレード結果を損益額ではなくpipsで表現することで、トレードの成績を比較しやすくなります。
pipsとは異なる単位を表すpoint(ポイント)があります。
なぜ、わざわざpipsを使って計算をするのでしょうか。pipsを使うことでトレードの調子の良し悪しがわかったり、投資効率を比較したりすることができるからです。
ここで2つの例を比べてみましょう。
ここでは、MT4/MT5で損益をpips表示にする方法を紹介します。
一方で、獲得pipsは①が50pips、②が10pipsと①の方が獲得pipsは大きいと分かります。これはより少ない取引数量での同じ利益の獲得を意味し、利益が同じでも獲得したpipsが多ければ効率的な取引をしていると言えるでしょう。
そんなユーロドルですが、ドル円よりも動くpips数は多めです。
日本円を含む場合と含まない通貨ペアに分けてpipsを基にした損益計算方法を解説しましょう。
トレードの損益は、pipsと取引数量の掛け算によって求められます。
この損切りをpipsの幅で決めると、取引の数量によって損失の金額が変わります。
pipsという統一単位があることで、スプレッドを見やすく表記できるようになった。
したがって、0.0001ドルの損益が発生した際、1ドル140円なら以下のように計算します。
この2つを決めておけば1pipsがいくらになるのかが計算できます。
一方、ユーロポンド(1ユーロ0.9ポンドと仮定)を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下のような計算式を使います。
このページで学んだpips計算を海外FX取引に役立てていただければ幸いだ。
このように損失のpips幅は同じでも、取引数量が違えば損失の金額は大きく変わってきます。
FX初心者入門!~ユーロドルは1Pipsの利損益が違う?~計算方法解説
では、利益の値幅(買値と売値の差)はいくらでしょうか。
①50pips
②10pips
①の方が②に比べて利益幅が大きいことがわかります。もし、①の取引で、②と同じ50,000ドルを買っていたならば、利益は25,000円と5倍になっていたわけです。つまり圧倒的に①のほうが投資効率はよい取引と言えます。FXではこのように、取引結果の良し悪しを利益幅で判断することがあります。この利益幅のことを「獲得pips」と呼び、獲得pipsが大きければ大きいほど、取引の成績が好調であることを示しています。
ユーロドルの1pipを理解しよう! 10:50 表示は統一されている? 13 ..
つまり、ユーロドルの場合はドルが後ろに来るので、ドル円のレートを見て日本円に計算しなければなりません。
FXのpips(ピップス)とは?使い方と注意点について解説!
FX取引では、実質的な取引コストとなるスプレッドが発生します。GMOクリック証券の「FXネオ」なら業界最小水準のスプレッドのため、取引コストを抑えられます。米ドル/円のスプレッドは0.2銭、その他の通貨ペアも業界最小水準です。
「FXネオ」はデモ取引が利用できるため、FX初心者の方はまずデモ取引で慣れてから始めることもできます。実際の取引と同じ設定・操作で体験できるため、チャートを見ながら損益や投資効率の計算をすればpipsに慣れることもできるでしょう。FX取引を始めようと思っている方は、GMOクリック証券が運営する「FXネオ」を検討ください。