過去5営業日分の為替レートを表示します。 1米ドル, 1豪ドル
中国は、すでに24年3月の全国人民代表大会(全人代)で、経済政策目標を内需から輸出に転換し、それ以降、輸出振興のために緩やかな人民元安誘導を実施していると言われている。自国産業保護を繰り返し唱えるトランプ氏が返り咲けば、1995年にクリントン大統領(当時)が採用したドル高政策を転換し、ニクソン・ショック以降ほぼ一貫して行ってきた伝統的なドル安政策に回帰して対抗する可能性が高い。このことは、米国によるドル安政策の歴史はいまだ終わっていなかったことを意味する。トランプ氏は、政権1期において自らを「関税の男(Tariff Man)」と呼んだが、政権2期においては、「通貨切り下げの男(Devaluation Man)」に改名することになるかもしれない。この場合、円相場は1ドル=115円まで上昇する公算が高い(をご参照)。
2019年1月3日にはフラッシュ・クラッシュで一時的に105円割れ後107円台へ、1月中旬から2月にかけては109円台を中心に横ばい推移。2月中旬にはコアCPI上昇などで一時111円台、3月にはFOMCでの見通し引き下げや逆イールドなどから一時109円台、4月には112円台の年初来高値。5月から6月にかけては米中貿易摩擦激化懸念などで108円台へ、8月には104円台の安値をつけて反発。米中協議進展期待などから9月に108円台、11月から年末にかけては108円台から109円台へ、2020年2月20日には10カ月ぶり高値となる112円台。コロナショックで3月9日には102円台まで急反落、23日に111円台まで急反発後夏場にかけて107円台を中心に横ばい推移。9月にはFRBのゼロ金利長期化が意識され、10月にかけて105円台から104円台、11月の米大統領選後には103-104円台での推移。2021年1月末からは米10年債利回り上昇に連れてドル高円安が進行、3月末には1年ぶりに110円台、夏場にかけて109-110円台での保ち合いを経て11月には4年10ヵ月ぶり高値となる115円台。2022年3月から高インフレ対策で利上げフェーズ、4月には20年ぶりに131円台、7月に138円台まで上昇、8月初旬に131円台までの調整をはさんで9月には24年ぶりに144円台、10月には32年ぶりに150円台。12月には134円台、月末には日銀のYCC修正を受けて131円台、2023年1月には127円台で反発。3月に137円台、6月には144円台まで上昇、7月に138円台へ下押しを挟んで10月には33年4ヵ月ぶりに151円台。12月に141円台まで反落後2024年7月には37年半ぶりに161円台へ。その後は日銀の利上げなどもあり8月には急反落、9月の140円台で反発して12月には158円台へ。
2017年は年初の117円台から4月18日の108円台まで円高が進行し、5月10日には114円台まで反発。その後は108円前後から114円台のレンジで上下動を繰り返す保ち合い状態が年末まで継続。2018年も年初からドル安円高の流れとなり、3月23日には1年4カ月ぶりのドル安円高水準となる104円台。5月21日には111円まで反発し、月末には108円台、7月から9月にかけては110-112円台、10月3日には1年7カ月ぶりに114円台をつけて12月半ばまでは112円までのレンジ推移、12月FOMC後には110円台へ。
1980年以降の「⼤統領選挙の年」の為替相場(⽶ドル円レート)をみると、為替の動きには特に⽅向性は
Exchange Quotations
下表通貨のお取り引きに際しては必ず三菱UFJ銀行の本支店の店頭でご確認いただきますようお願いいたします。
なお、公表仲値(TTM)は、TTSとTTBの中間の相場であり、(TTS+TTB)/2で算出されます。
米ドル、ユーロの外貨現金両替相場は以下のとおりです
*1:100通貨単位につき円 (Yen per 100unit)
*2:TTBは参考相場 (TTB is for reference only)
*3:IDRは参考相場、100通貨単位につき円 (Reference only, Yen per 100unit)
相場は11時過ぎに変更します (Table will be updated around 11:00)
CodeはS.W.I.F.T.通貨コード (Code:S.W.I.F.T.
ドル円相場は、2011年10月末に史上最安値(10/28終値:1ドル=75円83銭、10/31安値:75円55銭)を記録した後、2012年末から2013年にかけて本格的な上昇(ドル高円安)に転じ、2013年後半には1ドル=100円を超えました。2014年12月には121円台、2015年5月には124円台、6月5日には13年ぶりに125円80銭台まで上昇。
ドル円相場は、2011年10月末に史上最安値(10/28終値:1ドル=75円83銭、10/31安値:75円55銭)を記録した後、2012年末から2013年にかけて本格的な上昇(ドル高円安)に転じ、2013年後半には1ドル=100円を超えました。2014年12月には121円台、2015年5月には124円台、6月5日には13年ぶりに125円80銭台まで上昇。2016年は円高基調でスタート、2月11日には一時111円割れ、4月には110円を割り込み、29日には106円30銭台へ。5月3日には一時105円50銭台、6月17日には一時103円50銭台までの円高が進行。英国のEU離脱か確定した6月24日には一時2013年11月以来2年7カ月ぶりの円高水準となる99円10銭台まで下落。8月18日には終値でも2年9カ月ぶりに100円割れ、99円80銭台へ。11月の米大統領選後は急速にドル高円安が進行、月末には114円台へ、12月15日には118円台まで上昇。2017年は年初の117円台から4月18日の108円台まで円高が進行し、5月10日には114円台まで反発。その後は108円前後から114円台のレンジで上下動を繰り返す保ち合い状態が年末まで継続。2018年も年初からドル安円高の流れとなり、3月23日には1年4カ月ぶりのドル安円高水準となる104円台。5月21日には111円まで反発し、月末には108円台、7月から9月にかけては110-112円台、10月3日には1年7カ月ぶりに114円台をつけて12月半ばまでは112円までのレンジ推移、12月FOMC後には110円台へ。2019年1月3日にはフラッシュ・クラッシュで一時的に105円割れ後107円台へ、1月中旬から2月にかけては109円台を中心に横ばい推移。2月中旬にはコアCPI上昇などで一時111円台、3月にはFOMCでの見通し引き下げや逆イールドなどから一時109円台、4月には112円台の年初来高値。5月から6月にかけては米中貿易摩擦激化懸念などで108円台へ、8月には104円台の安値をつけて反発。米中協議進展期待などから9月に108円台、11月から年末にかけては108円台から109円台へ、2020年2月20日には10カ月ぶり高値となる112円台。コロナショックで3月9日には102円台まで急反落、23日に111円台まで急反発後夏場にかけて107円台を中心に横ばい推移。9月にはFRBのゼロ金利長期化が意識され、10月にかけて105円台から104円台、11月の米大統領選後には103-104円台での推移。2021年1月末からは米10年債利回り上昇に連れてドル高円安が進行、3月末には1年ぶりに110円台、夏場にかけて109-110円台での保ち合いを経て11月には4年10ヵ月ぶり高値となる115円台。2022年3月から高インフレ対策で利上げフェーズ、4月には20年ぶりに131円台、7月に138円台まで上昇、8月初旬に131円台までの調整をはさんで9月には24年ぶりに144円台、10月には32年ぶりに150円台。12月には134円台、月末には日銀のYCC修正を受けて131円台、2023年1月には127円台で反発。3月に137円台、6月には144円台まで上昇、7月に138円台へ下押しを挟んで10月には33年4ヵ月ぶりに151円台。12月に141円台まで反落後2024年7月には37年半ぶりに161円台へ。その後は日銀の利上げなどもあり8月には急反落、9月の140円台で反発して12月には158円台へ。
円キャリートレードが活発化した2000年代後半には円安が進行し、2007年6月には124円台を記録。この時期に発覚した米国のサブプライム問題の拡大によりドル安円高傾向へ。以降、比較的記憶に新しい2008年9月のリーマンショックを経て世界同時株安・金融危機となり、安全資産とされた米ドルや日本円が買われ、円キャリートレードの巻き戻しとなり、円はドルに対しても買われ、超円高の時代へ。
為替・ドル円相場の超長期チャート | 金プラチナ相場情報 Lets GOLD
この結果、導入された変動相場制によって、円相場は、1978年に1ドル=210円まで上昇し、乖離率はマイナス21%まで縮小する。その後、ドル安政策はインフレ対策のためのドル高転換により中断されるが、米国は85年のプラザ合意を契機にドル安政策に回帰することになる。興味深いことに、市場相場は86年にほぼ均衡水準である1ドル=168円までの円高となり、翌年のルーブル合意では政策協調によるドルの現状維持がうたわれる。しかし、その後も、米国のドル安圧力は止むことがなく、市場相場は現在まで一貫して均衡相場より円高水準で推移し、円の過大評価が常態化する。
外国為替クロスレート :為替・金利 :マーケット :日経電子版
ところが、その後の日本の産業競争力の向上によって、均衡相場が70年に1ドル=170円までの円高となり、市場相場との乖離率がマイナス111%まで拡大してしまう。固定相場制の維持が困難となった米国は、翌年10%の輸入課徴金をカードにドルの切り下げを各国に迫った。ニクソン・ショックによる戦後の米国ドル安政策の歴史の始まりである。
アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY=X】:為替レート・相場
米ドル対円相場(仲値)の推移をグラフ(短期・長期)で見ることができます。
ドル円チャートを見るだけでは不十分 ? 「ドル指数」も見る重要性
1995年に米クリントン政権は、為替政策のドル高転換を図る。しかし、その後も為替市場は、米国の通商圧力による円高の亡霊に怯え続けた。2010年代に入り、わが国の貿易・サービス収支が継続的な赤字を示すようになり、また、日銀が量的・質的緩和を導入したことで、為替市場はようやく「円高シンドローム」から解放され、行き過ぎた円高の是正に動き始めたのである。その結果、市場相場が今年7月に1ドル=162円近くまで円安になった。とはいえ、今なお均衡相場は1ドル=188円にあり、円相場は依然として15%も過大評価された水準にある。これが、日銀が非伝統的な金融緩和を継続しているのにもかかわらず、わが国のインフレが他の先進国に比べて抑制されている主因である。