○ドル円は年初のフラッシュ・クラッシュを経て110円台乗せを試すも、FOMC直後はいったんドル安に。 ..
わずか1分2分で143.50円あたりから2円急落し、すぐに戻すという展開でした。ストップロスが集中していたので、そこが狙われたんだと思います。
このところのドル円マーケットは、11月14日の米CPIから調整局面が続いております。この調整局面の背景には、2つの大きな理由があると思います。
1つは米国サイドからです。インフレ率が鈍化してきている。そして、ベージュブックで明らかにアメリカ景気が後退している兆候が出ていることが示されました。アメリカ経済がもしかすると下り坂にある、これ以上の利上げはない、もしかしたら利下げ局面が思ったよりも早くあるかもしれない。先週はウォラーFRB理事が利下げについて言及し、その後のパウエルFRB議長講演でウォラーFRB理事の発言を修正するような、「いやいや、我々は利下げなんか考えている状況ではない。インフレ退治のために、徹底的にやらないといけないんだ」っていうタカ派的な発言が聞かれると思ったら、実はそうでもなかった。「今の政策がかなり引き締め的である」という言及までありまして、思ったよりもハト派的だった。ということは、ウォラーFRB理事が先走って利下げに言及したのではなく、パウエルFRB議長やウォラーFRB理事、その他上層部の何等かの意思があって、ウォラーFRB理事が観測気球を打ち上げた、という風に解釈した方がいいのかなっていう風に考えられます。
ニック・ティミラオスさんが、「FRBのオフィシャルは金利上昇はこれ以上はないと分かってるんだけれども、躊躇している。公式には言えないんだ」っていう記事を載せていましたけども、まさにそういう状況なんだと思います。アメリカは明確にピークを打って、いつかは利下げ局面に入るけれども、まだインフレ退治の途中なので、そういったことは口には出せないっていうところですね。明確にアメリカ経済が変化してきました。
CMEのフェドウォッチを見ていますと、これまで考えられなかったことなんですけども、2024年の3月から利下げが始まり、5回利下げして2024年の年末には4%になると想定されております。しかし、9月のFOMCのドットプロットでは、2024年の年末の金利は5%と想定されております。
0:00 ドル円急落 調整局面2つの背景
4:17 円高急進の背景 植田総裁発言の真意
6:28 ドル円下げ相場への可能性
7:05 12/19の日銀会合に注目
7:55 ドル円フラッシュクラッシュ的な動きの可能性
8:58 ドル円137~138円が重要ライン
10:04 足元の注目材料とドル円の見通し
13:23 【PR】口座開設特別キャンペーン
0:00 オープニング
0:24 日銀YCC修正でドル円急落 黒田日銀総裁が引き締めに動いた背景を考察
7:00 ドル円15分足 130.50円下抜けで120円台突入の筋道も
8:40 ドル円週足 125円を下抜けるかが重要
10:21 年末・月末リバランスが中心のマーケットに
11:31 2023年もフラッシュクラッシュには注意
10連休中に外国為替市場で相場が一瞬で急激に動く「フラッシュクラッシュ ..
前回の米ドル/円のフラッシュクラッシュは2019年1月3日(木)で流動性が低い時期でしたので、そろそろ米ドル/円の流動性も下がっているのかもしれません。
昨日、植田日銀総裁がチャレンジングっていう風におっしゃられましたけども、ただチャレンジングっとおっしゃられたのは、政策変更に対してチャレンジするわけではなくて、自らの職責、これから色んなことがあるっていうことに対して挑戦していきたいっていう意味でおっしゃってたんですが、金融市場ではそう取られてなかった部分もあるという風に解釈されてると思います。
それと、その前日に氷見野日銀副総裁が大分での公演で、かなり踏み込んだ発言をされました。「金利上昇が仮にあったとしても、それほど経済の影響は大きくない。金利の上昇で金融機関の業績も良くなる」とか、そういうようなことにも言及されました。これが1日間を置いて、国債(JGB)マーケットにインパクトを与えまして、30年債の入札があったんですけれども、かなりテールが流れるというかつてないほどの悪い入札になりました。その影響で国債(JGB)マーケットが10年債も0.1%金利が上昇するということになりました。
それから、植田日銀総裁がその後、岸田首相と会うという一連の流れがあって、日本の金融政策もついに動き出すのかと。こういうが出てくると海外勢は俄然盛り上がりますので、それで一気に円高に進んだっていうことになります。
潜在的にドル円マーケットはドルロング・円ショートポジションが多いので、売れば売るほどどこかでストップロスが出てくる。おそらく昨日の143.50円以下で急激な下げがありましたが、200日線が142.30円あたりでしたけれども、もしかしたらある種の強制ストップロスが発動されたんじゃないかなと思います。
マーケットは12月入りして、フラッシュクラッシュのような極端な動きが起こるようになってきました。
それでも、さらに上昇して日足の上限も上抜けると、日足のレンジが転換するので、さらに大きく上昇する可能性が出てきます。
【為替見通し】注目ポイントは「フラッシュ・クラッシュは繰り返されるのか?」.
フラッシュ・クラッシュでドルは底値をつけ、その後、世界的に株が反発する中で、反発(ドル高・円安)が続きました。ところが、5月に入って、米中貿易戦争がエスカレートする不安が高まり、世界的に株が下落すると、再び、円高がじりじり進んでいます。
主要国祝日明け、2019年フラッシュクラッシュと重なるポイント
フラッシュ・クラッシュは、特殊な環境で起こりました。2019年の1月3日、まだ東京市場が正月休みで流動性が少ない中で、ボラティリティ(変動性)の上昇に対応した機械的なドル売りが集中したことで起こったものです。正月休みでなければ、1ドル=107円台までの下落で済んでいたと思います。
ドル円 フラッシュクラッシュの警告 24年4月29日|反FX
円高は進む?ドル/円の理論値は?フラッシュ・クラッシュ(1月3日の104.01円)は繰り返す?
フラッシュクラッシュに繋がる可能性も〇本日の予想レンジ:156.00ー157.75
気になるのは、今年の1月3日に一時ドルが大暴落、あれよあれよという間に1ドル=104.01円をつけたことです。その直後に、ドルは急反発し、108円台をつけました。一瞬の急落だったので、ドルの「フラッシュ・クラッシュ」と呼ばれています。このようなドルの急落は、また起こるのでしょうか?
ドル円のフラッシュクラッシュはビットコイン相場に影響したか -
日経平均株価は、為替に神経質に反応して動きます。「円高なら株安」「円安なら株高」の反応が定着しています。最近、やや円高が進みつつあることが気がかりですが、はっきり円高トレンドが出ているわけではありません。日経平均も為替も、ボラティリティ(変動性)がやや低下し、小動きとなっています。
【地震の影響は】東日本と2019年のフラッシュクラッシュの時のドル円の動き、北陸の皆様の安全を祈って
現在金融市場で最も注目度の高いリスクの一つが、東京時間早朝の為替市場のフラッシュクラッシュなのです。
ドル円のフラッシュクラッシュというお年玉 2019年01月03日(木) ..
また、早朝の時間帯を狙って執行する自動売買ソフト(EA)の中には逆張りでエントリーするものも多数ございます。しかしながら、フラッシュクラッシュが起きている瞬間の逆張りは一瞬にして、損切り、ロスカットの水準に到達する可能性が高くなります。
フラッシュクラッシュとくりっく365市場 | フジトミ証券株式会社
そこで、12月11日(月)の市場オープン前の深夜に「USDJPY 1時間足」という配信で、日足がレンジとなる中で1時間足で取引したいという方向けに、戦略とリスクをご案内しました。
FXのフラッシュクラッシュとは?過去の実例から見る原因と対策方法
2023年12月8日(金)16:59の配信メールより抜粋
昨日の動きで、USDJPY日足のレンジは、12/6高値=147.48と12/7安値=141.61の6円弱の幅になっていて、これは数年前のドル円の年間変動幅と同じぐらいです。
拙著やメルマガをお読みの方は十分にご理解頂いていると思いますが、こうした動きになると、レンジ幅が広すぎてその中で取引するのは難しくなります。
日足レンジを上抜けないと上がりませんし、下抜けないと下げないからです。
第21回「ドル円、年始の悪夢 1月3日のフラッシュクラッシュ」
12月8日(金)ので、「USDJPYは様子見」と配信したのも、このレンジ内で取引しても、方向感が定まらず私たち個人投資家には難しい取引になるからです。
第21回「ドル円、年始の悪夢 1月3日のフラッシュクラッシュ」 ..
昨日は、ちょっとフラッシュクラッシュ的な動きに見えます。ドル円の急落によって一気にドルロング・円ショートポジションを焼き尽くしてしまって、大分すっきりしちゃったので、いい気持ちでショートカバーで上がってる状況ではあります。
年内あと1日!ドル円のフラッシュクラッシュと海外投資家、日経平均株価を買い。の話。 · Comments1.
従来、為替市場は主要銀行がマーケットメーカーとして市場のリスクを引き受けていました。巨額の取引が執行される際も銀行がその相手方となり、極力マーケットインパクトを避けるようクッションのような役割を果たしていました。しかし現在では、銀行はかつてのような大きなポジション(=リスク)を抱えることが困難となり、結果的にフローがもたらすマーケットインパクトが増大しているとマーケット関係者は言うのです。
以上のような背景で、金は今週月曜日午前中に1670ドル台まで急落後、1730ドル台まで急騰という投機的フラッシュクラッシュが生じた。 ..
市場参加者は対円での主要通貨の下落について、ファンダメンタルズ(基礎的条件)ではなく主にテクニカル要因による「フラッシュクラッシュ(瞬時の急落)」との見方を示した。
暗号資産市場は堅調に推移するも、フラッシュクラッシュに注意! 【注意事項】 ..
為替市場の電子化・自動化が進み、こうした相場の急変が増えてきている。フラッシュ・クラッシュは、電子取引が市場のブレを加速させているだけに、落ち着けば「往って来い (相場がある水準まで上下したときに、もとの水準まで戻ること) 」になる場合も多い。FXではなく外貨預金のように中長期で保有するのであれば過度に不安になる必要はないが、大型連休や早朝などの流動性の低いときは大きなポジションをとらないような注意が必要だろう。