【データ1】世界のiPhone 15シリーズ販売価格(2023年9月時点)
Appleは日本時間9月10日未明、「iPhone 16」シリーズを発表した。ここ数年の円安でApple製品は値上げが恒例となっていたが、今回はiPhone 15シリーズから価格が据え置かれ、SNSでは安堵の声も聞かれた。
編集部ではAppleオンラインストアにおける直販価格(税別)を日米で比較してみた。すると、iPhone 16シリーズの国内価格は1ドル141〜145円相当となっていた。記事執筆時点の為替レートは1ドル143円で、直近のレートに即した価格設定であることがわかる。
一方で気になるのが「AirPods 4」の価格だ。ノイズキャンセリング非搭載モデルの場合、米国での税別価格は129ドルだが、国内の税別価格は1万9818円だ。1ドル154円相当となっており、円安のピーク時に近い水準だ。ANC搭載モデルでも1ドル151円で、現在の為替水準からすると割高と言える。
IPhone (上段=税抜│下段*=税込 2022年7月値上げ)
iPhoneはアップルにとって売上高全体の約半分を占める最大の稼ぎ頭で、1時間23分にわたった今回のイベントの主な焦点だった。同社は米国とインド、中国、カナダ、日本を含む40カ国余りで15日に最新モデルの予約受付を開始する予定を明らかにした。製品はその1週間後に消費者と店舗に届き始める。同社はiPhoneの最新基本ソフト(OS)である「iOS 17」を今月18日にリリースする。
米アップルの新型スマートフォン「iPhone15シリーズ」が日本時間の13日、発表された。本国の米国ではベースモデルとなる「iPhone15」とその大画面版「15 Plus」、上位モデルの「15 Pro」の価格は前モデルのまま据え置かれたが、日本では4200〜1万円の値上げとなった。アップルが自社の価格為替レートを、実勢レートよりも円安に設定したからだ。
アップルが日本価格を決める際の為替レートを円安に振るのは「恒例」と言える。これは発売後に円安へシフトした場合でも、為替差損を出さないための予防措置だ。「15シリーズ」の場合、最も実勢レート*(1ドル=146円99銭)に近かったのは「同15」の155円19銭。実勢レートより8円20銭ほど円安だった。
最も円安に振れていたのが「15 Pro」の159円96銭で、実勢レートよりも12円97銭も円安の設定となる。平均で1ドル当たり10円25銭が価格に上乗せ(円安設定)されているわけだ。前モデルの「iPhone14シリーズ」では、平均で6円47銭の上乗せだった。実に4円近く上乗せ額を積み増したわけだ。日本価格から判断すると、アップルは為替相場でさらなる円安を予想していることになる。
米国でも日本でも今年はiPhoneの値段は変わらず 799ドルのiPhone 16は12万4800円で、1ドル=140~145円計算
Appleが2023年9月13日に「」シリーズを発表し、日本では最低12万4800円から販売されることが明らかにされました。円安などの影響で日本では毎年価格が上がり続けているiPhoneですが、実は本国アメリカではここ数年価格に変更はなく、インフレを考慮するとむしろお得になっていることがわかっています。
Confirmed: The iPhone 15 is the most affordable iPhone since 2007
Appleは、アメリカでは「iPhone 15」を799ドルから、「iPhone 15 Pro」を999ドルから販売すると発表しています。この「無印は799ドル」「Proは999ドル」という価格体系は、実は2020年発売の「」の時代から変わっていません。一方の日本ではドルを円換算した価格になるため、同じ128GBモデルでもiPhone 12とiPhone 15では2万円ほどの開きがあります。
のウォーリー・ノウィンスキー氏は、を使用し、インフレ調整後の歴代iPhoneの価格をまとめています。
以下は、SIMフリーかつ最低容量のiPhoneのインフレ調整後価格を表にしたものです。これによると、青い棒で示された「iPhone 15」は2007年の初代iPhone以来最もお得なiPhoneであることがわかります。
1ドル154円相当となっており、円安のピーク時に近い水準だ。 ANC搭載モデルでも1ドル151円で、現在の為替水準からすると割高と言える。
初代「SE」は発売から1カ月も経たないうちに値下げが発表されたが、発売直後に高値で購入したユーザーへの払い戻しはなかった。日銀が物価抑制のために金利を引き上げる観測も強まっている。円高による日本価格の値下げに期待するのなら、しばらく購入を待った方が良いかもしれない。
「iPhone 15」では「iPhone 14」から価格が上昇、「ドル/円」は
リリースベースでの日本の価格は、128GBモデルで比較すると、「iPhone 12」が税別9万800円、「iPhone 13」が税込9万8800円、「iPhone 14」が税込11万9800円、「iPhone 15」が税込12万4800円となっています。
なお、日本での「iPhone 15」の販売価格は128GBモデルが税込12万4800円、256GBモデルが税込13万9800円、512GBモデルが税込16万9800円。「iPhone 15 Plus」の128GBモデルが税込13万9800円、256GBモデルが税込15万4800円、512GBモデルが税込18万4800円です。
日本のiPhone販売価格は世界39の国・地域の中で安値水準
「iPhone 15 Pro」の販売価格は128GBモデルが税込15万9800円、256GBモデルが税込17万4800円、512GBモデルが税込20万4800円、1TBモデルが税込23万4800円。「iPhone 15 Pro Max」の販売価格は256GBモデルが税込18万9800円、512GBモデルが税込21万9800円、1TBモデルが税込24万9800円となっています。
日本の iPhone 16 シリーズは、世界で2~4番目に安い (価格調査)
新機種は15と15 Plus、15 Pro、15 Pro Maxの4つ。エントリーモデルの15の価格は、米国では昨年と同じ799ドル(日本では12万4800円)から。Proは999ドル(同15万9800円)のままだが、Pro Maxは1199ドル(同18万9800円)からと、前年モデルより100ドル高い価格に設定した。
iPhone 歴代の価格推移(ドルと円)を一覧表でまとめてみた
新型iPhoneが発売されると機種変更を考えるのですが、毎回「高いなぁ」という感想。
日本のiPhone 16シリーズの価格は世界と比べて安い? 高い?
昔からこんなに高かったっけ?と疑問に思ったので、iPhone6からiPhone15までの発売価格を一覧表にしてまとめました。
アップルが新型iPhone発表、最上位機種「Pro Max」は100ドル値上げ
■日米金利差の縮小による円高揺り戻しでiPhone販売価格の値上げを回避か
「新しいiPhone」を少しでもおトクに入手する技 円安ドル高で
ICT市場調査コンサルティングのMM総研(略称MMRI、東京都港区、関口和一所長)は、世界39の国・地域(以下、国と記載)を対象にiPhoneの販売価格を調査し、その結果を発表した。本調査では、米アップルが2024 年9月9日(現地時間)に米国で発表、9月20日に発売開始されるiPhone 16シリーズを中心に各国のアップルオンラインストア(以下、アップルストア)の価格を比較分析した。対象モデルはiPhone 16シリーズからiPhone 16 128GB(以下iPhone 16)、iPhone 16 Plus 256GB(以下iPhone 16 Plus)、iPhone 16 Pro 512GB(以下iPhone 16 Pro)、iPhone 16 Pro Max 1TB(以下iPhone 16 Pro Max)の4モデル、加えて2023年9月発売のiPhone 15 128GB(以下iPhone 15)及び2022年3月発売のiPhone SE第3世代 64GB(以下iPhone SE3)の計6モデルを対象とした。比較分析はアップルストアによる直販価格に各国通貨と円の為替レートを用いた円換算ベースの金額とした。
「新しいiPhone」を少しでもおトクに入手する技 円安ドル高で、毎年のように値上がりしている ..
iPhone 16シリーズの日本での販売価格は、iPhone 16(124,800円)、iPhone 16 Plus(154,800円)、iPhone 16 Pro(204,800円)、iPhone 16 Pro Max(249,800円)で、前モデルiPhone15シリーズと価格は据え置きとなった。この結果、日本はiPhone 16 Plusを除く3モデルで39の国・地域の中で3番目に安く、iPhone 16 Plusは2番目に安い国となった。iPhone 15(112,800円)は6番目に安く、iPhone SE3(62,800円)は最安だった。