ここでは、外観や機能が似ているルーミー/タンク/トール/ジャスティとソリオを比べてみたい。


ルーミーとタンクのエンジンは、軽自動車で使われることの多い直列3気筒エンジンが搭載されています。エンジン、最高出力・トルク、排気量は、以下のとおりです。


別会社での販売となるジャスティ、トールの名前が違うのは当然ですが、顔以外まったく同じ車にルーミー/タンクという別車名が与えられているのは あくどく 感じます。形を色々変えた車を全部「カローラ」って呼んだり、顔しか違わないのに「ルーミー」「タンク」と呼び分けたり、消費者の誘導がこざかしいです。

であり、これら4車種の基本スペックはほぼ同じです。タンクとルーミーは2020年9月にマイナーチェンジが行われた際に、2車のモデルを統合し「ルーミー」に1本化されました。

内装のデザインは、後から登場したルーミー/タンク/トール/ジャスティが凝っている。

タンクとルーミーは、どちらもトヨタが販売するコンパクトトールワゴンで、ダイハツ トールのOEM車です。どちらも、広々とした空間「Living」と余裕の走り「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトとなっています。

タンクにはWLTCモードの公式記載がないため、どちらもJC08モードで比較しています。タンクのほうが24.6km/Lとルーミーよりも燃費が良いことが分かるでしょう。しかし、どちらもアイドリングストップ機構が備わっているため、燃費の向上が計れます。

開発と製造をダイハツが受け持つこともあり、同社が手掛けるブーン&パッソのプラットフォームとエンジンを使って、全長と全幅は同車に近く、天井だけが極端に高いトールを開発し、さらにOEM車としてルーミー&タンク/ジャスティを開発した。その結果、内外装から居住空間まで、ルーミー4姉妹車はスズキソリオも意識しながら開発することになった。

エクステリアデザインに大きな違いはありません。細かな点では、エンブレムが異なるのが特徴です。ルーミーは、トヨタが販売するためトヨタのエンブレムを装着し、ダイハツが販売するトールにはダイハツのエンブレムが装着されています。


ルーミー/タンク/トール/ジャスティのグレード&価格を超絶分かりやすくまとめ

スバル・ジャスティもダイハツ・トールと同様に1車名2つの顔です。こうして見るとルーミー/タンクだけ別車名なのが異様ですね。ただし、ジャスティもトール同様に顔によって選べるグレードが異なります(後述)。

――トールとルーミー/タンクは、中身は一緒ということでいいでしょうか。

スタート価格はルーミー/タンク/トールが同じですが、ジャスティだけ一部のグレードで少し高いです。自社製品として販売されるトヨタ・ルーミー/タンク、スズキ・ソリオと対抗する必要があるダイハツ・トールに比べるとやや影が薄い存在になるでしょうね。

ルーミー/タンク/トールを軽と比較。価格・維持費・性能はどれくらい差があるの?

そこで今回は、タンクとルーミーの特徴や違いを詳しく解説していきます。タンクとルーミーが気になる人は、ぜひ参考にしてください。

「タンク ルーミー トール」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

2016年11月9日に発売されたトヨタルーミー&タンク/ダイハツトール/スバルジャスティの4姉妹車は、スズキハスラーが発売されて軽自動車の販売比率が新車販売総数の40%を超える事態になった2014年に企画されている。

トヨタルーミーとタンクの違いとは?気になるポイントを徹底比較!

上表でわかるように、タンクとルーミーのスペックや燃費性能はほぼ同じであり、違いは全長サイズが若干異なる程度です。

タンク ルーミー トール(サイド)の中古品・新品・未使用品一覧

ルーミーとタンクは、どちらもコンパクトなボディサイズで車内空間が広いと人気です。基本的なスペックはほぼ変わりませんが、比較してみると若干の違いが分かります。この項目では、ボディサイズから燃費、インテリアや安全性能までご紹介しますのでどちらにしようか検討中の方は参考にしてください。

【画像ギャラリー】ルーミー/タンク/トール/ジャスティの違いを写真でチェック!

ちなみにトールのスペルは TALL(背が高い)ではありません。THOR(北欧神話の雷神)です。読めませんね。英語読みならソーとかソアです。おそらく商標登録上の問題でしょう。Blue-ray → Blu-ray とか SKYACTIVE → SKYACTIV の類かと。でもタンクはそのまま「TANK」なので違うかもしれません。

「ルーミー タンク トール」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

タンクとルーミーの安全装備もマイナーチェンジとともに進化しています。先進安全装備として「スマートアシストII」が2018年の改良時に「スマートアシストIII」に変更されました。タンクが廃止となった2020年9月のマイナーチェンジでも、衝突回避や警報の検知機能が強化され、最新のスマートアシストが全車標準装備となっています。

居住性比較/ルーミー・タンク・トール・ジャスティ vs ソリオ

「堂々迫力。異なる個性のツーフェイス。」だなんて堂々としていますね。ルーミー/タンクとはエンブレム以外そのままってことなのでしょう。ルーミーとタンクはデザインが異なりますが、ルーミーとトール右、タンクとトール左は同じです。左右の顔で選べるグレードが異なります(後述)。

トヨタ「ルーミー/タンク」なぜ人気? ダイハツ「トール」とほぼ同じでも販売台数に差が出る理由 ..

――ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンクの“背高コンパクトカー”は、「スズキ・ソリオ」の寡占状態であったこのセグメントに新規参入したニューモデルです。開発にあたっては、やはりソリオを意識したのでしょうか?

ダイハツ不正問題、TOYOTAルーミー4兄弟の場合、トヨタ、トール、タンク、ジャスティ、出荷停止、524

タンクとルーミーは、エンジンスペックも同じです。どちらも1.0L直列3気筒エンジンが搭載されています。

トールOEM車種特集!(ルーミー・タンク・ジャスティ・175/55R15)

コンパクトカーの取り回しのよさと、ミニバンのユーティリティーの高さを“いいとこ取り”した新型車が、ダイハツ・トールとトヨタ・ルーミー/タンクである。この兄弟の生みの親である、ダイハツの嶋村博次チーフエンジニアにお話をうかがった。

2016年11月、トヨタに新しいトール2ボックス、「ルーミー/タンク」が登場。開発責任者を務めた嶋村博次氏にお話を伺った。

ルーミー&タンクの開発・生産はダイハツが主体です。つまり、ダイハツ・トールが先にあって、それをトヨタがルーミー/タンクとしても販売しますよ、ということ。ますますルーミーとタンクに分けたのが意味不明ですね!

トールカスタム」&「トヨタ・タンク/ルーミー」発表会の会場から

前述のとおり、タンクとルーミーの基本スペックは共通です。両車の大きな違いはエクステリアにあります。それぞれの違いを把握し、適切な車選びを行いましょう。ここでは、タンクとルーミーの各エクステリアについてご紹介します。

TOYOTA、新型車ルーミーならびにタンクを発売-ミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮したトール2BOX誕生-

ルーミーはともかく、タンクって名前はどうかと思います。タンクは名詞なら戦車の意味がありますし、動詞だと駄目になる、大失敗する、暴落するなんて意味になります。試合にわざと負けるなんて意味もあるので売れなくたって名前のせい。そもそもダイハツ・タント(軽自動車)と発音も車体形状もだいぶカブってます。