米ドル対円相場(仲値)の推移をグラフ(短期・長期)で見ることができます。 米ドル対円相場(仲値)推移(短期) <毎週第一営業日に更新>
永く第一線でディーラーとして活躍したYEN蔵氏。専門知識を活かした相場解説や今後の見通しを知るうえで有効です。
また、FOMCの過去の傾向としては、政策の転換も必ず6か月以上の期間を置いています。加えて利上げも利下げも開始すると一定期間これを継続するケースが多いようです。そうなると現状FOMCが来年3回の利下げを想定している訳ですから、もし、3月から利下げを開始した場合、来年3回の利下げで済むことはなさそうです。一応順当な対応としては、その時の経済状況次第としても、早くても来年夏以降利下げに転じると見るのが妥当な見通しと言えそうです。そうなると米国の早期の利下げの見込んだドル売りは、時期尚早ではないかと考えらえます。
加えて米長期金利の動向もチェックしておきましょう。以下は米国10年物国債利回の月足チャートです。
ドル円 160円突破!AIは今後のドル円相場をどう予測するのか
労働省労働統計局(BLS)が毎月発表する雇用指標で重要度が高いです。特に非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls、NFP)と失業率、平均時給が注目されます。FRBの政策の参考指標となるため、将来への期待感からドル相場に大きな影響を与えます。事前予想と発表数値が大きく乖離することがあり、この性質から発表直後は値動きが大きく動く傾向があります。
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ドル円相場の今後の為替動向については割合に簡単であると思う。まずは以下のドル円年足チャートをご覧いただきたい。
はっきりとした理由はわかりませんが、1年で最後の月となる12月は、為替や株式などの保有ポジションを年末に向けて整理する動きが活発化することも影響していると考えられそうで、注目しておきたいアノマリーです。
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米ドル/円(USDJPY)のチャート、相場の状況と今後の見通し
12月はいくつかの日で円安の傾向が確認できますが、特に注目したいのは26日と27日です。上の表を見ると、26日は豪ドル/円とニュージーランドドル/円で陽線の出現確率が100%と、過去20年間で取引が行われていた日はすべて陽線が出現していたという、非常に強い「円安」アノマリーがあります。
為替・ドル円相場の超長期チャート | 金プラチナ相場情報 Lets GOLD
最終的には、12月のFOMCでも政策金利を5.25%から5.50%に据え置き、加えて、ドット・チャートにおける2024年のFF金利見通しを、6月と同様に4.6%まで引き下げました。結局9月の見通しの引き上げが、全く余分となった形ですが、FOMCのスタンスとしては、確かに今後も経済データー次第としながらも、政策金利の引き上げを一旦終了し、2024年としては、利下げのタイミング視野となって来るでしょう。パウエルFRB議長も、12月の記者会見で「今日の会合で利下げのタイミングを協議した」と、はっきりと述べています。
日々いろいろな思惑や材料で変動するドル円相場。短期的な予測はさまざまな要素を幅広く詳細に分
商務省国勢調査局(USCB)が毎月発表する住宅関連の指標です。実際に建設が開始された住宅件数の年率換算データで、景気関連の先行指標として広く知られています。住宅投資が盛んな米国では、住宅指標にドル相場が敏感に反応することも多く、米国の金利が上昇する局面では注目度が高くなります。
昨日(12月25日)のドル円は、もみ合い。主要市場がクリスマスで休場のため、値動きも限定的となり、方向感を欠いた展開となりました。
2019年1月3日にはフラッシュ・クラッシュで一時的に105円割れ後107円台へ、1月中旬から2月にかけては109円台を中心に横ばい推移。2月中旬にはコアCPI上昇などで一時111円台、3月にはFOMCでの見通し引き下げや逆イールドなどから一時109円台、4月には112円台の年初来高値。5月から6月にかけては米中貿易摩擦激化懸念などで108円台へ、8月には104円台の安値をつけて反発。米中協議進展期待などから9月に108円台、11月から年末にかけては108円台から109円台へ、2020年2月20日には10カ月ぶり高値となる112円台。コロナショックで3月9日には102円台まで急反落、23日に111円台まで急反発後夏場にかけて107円台を中心に横ばい推移。9月にはFRBのゼロ金利長期化が意識され、10月にかけて105円台から104円台、11月の米大統領選後には103-104円台での推移。2021年1月末からは米10年債利回り上昇に連れてドル高円安が進行、3月末には1年ぶりに110円台、夏場にかけて109-110円台での保ち合いを経て11月には4年10ヵ月ぶり高値となる115円台。2022年3月から高インフレ対策で利上げフェーズ、4月には20年ぶりに131円台、7月に138円台まで上昇、8月初旬に131円台までの調整をはさんで9月には24年ぶりに144円台、10月には32年ぶりに150円台。12月には134円台、月末には日銀のYCC修正を受けて131円台、2023年1月には127円台で反発。3月に137円台、6月には144円台まで上昇、7月に138円台へ下押しを挟んで10月には33年4ヵ月ぶりに151円台。12月に141円台まで反落後2024年7月には37年半ぶりに161円台へ。その後は日銀の利上げなどもあり8月には急反落、9月の140円台で反発して12月には158円台へ。
【為替】2025年の米ドル/円を予想する | 吉田恒の為替デイリー
ドル円相場は、2011年10月末に史上最安値(10/28終値:1ドル=75円83銭、10/31安値:75円55銭)を記録した後、2012年末から2013年にかけて本格的な上昇(ドル高円安)に転じ、2013年後半には1ドル=100円を超えました。2014年12月には121円台、2015年5月には124円台、6月5日には13年ぶりに125円80銭台まで上昇。
【2024年前半】豪ドル円(AUD/JPY)の今後の見通し・予想
今週25日(水)に行われた植田総裁の講演では、先の決定会合の会見では予想外の「ハト派」発言でドル円が大きく上昇したこともあり、どの程度「調整」があるのか注目していましたが、結局内容的には変化ありませんでした。総裁は、「経済・物価情勢の改善が続いていけば、それに応じて、政策金利を上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と述べ、具体的なタイミングについては、「今後の経済・物価・金融情勢次第だ」と明言は避けました。さらに総裁は「特に、米国の次期政権の経済政策を巡る不確実性は大きい」と、説明しています。筆者は、トランプ政権が始動し政策が実施されれば、米金利の上昇圧力が増し、それに呼応するかのように円が売られる展開を予想しています。そうなると、為替面から日本の物価にも上昇圧力がかかり、大幅な円安を避けるという意味合いからも、1月会合での追加利上げが実施されるのではと予想しています。この予想は、現時点では市場のコンセンサスとは相容れないかもしれませんが、一部で指摘されているように、「日銀はビハインド・ザ・カーブに陥っている」との評価を払拭する意味からも、1月会合での追加利上げの可能性があるとみていますが、どうでしょう。
米経済指標の市場予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、154.47円 ..
FRBによる利下げペースの鈍化も予想されていますが、昨日発表された「週間失業保険申請件数」では、申請件数は減少していましたが、継続受給者数が予想を上回る「191万件人」と、約3年ぶりの高水準でした。これは、失業者が仕事を見つけるまでの期間が長期化していることを示唆しており、失業者の再就職難を示す他のデータと整合しています。先週のFOMC会合後の会見で、パウエル議長が「労働市場は依然として堅調な状態にある」と述べていた言葉とはやや異にしています。ただ現時点では、これが労働市場に黄信号が点滅していることを示唆するものとは判断できませんが、これが仮にそうだとしたら、2025年では2回と示された利下げ回数が再び増えることにつながります。年明け以降も注視して行く必要はありそうです。
2025年の為替相場展望 | 今週の為替相場予想(テクニカル分析)
ドル円相場は、2011年10月末に史上最安値(10/28終値:1ドル=75円83銭、10/31安値:75円55銭)を記録した後、2012年末から2013年にかけて本格的な上昇(ドル高円安)に転じ、2013年後半には1ドル=100円を超えました。2014年12月には121円台、2015年5月には124円台、6月5日には13年ぶりに125円80銭台まで上昇。2016年は円高基調でスタート、2月11日には一時111円割れ、4月には110円を割り込み、29日には106円30銭台へ。5月3日には一時105円50銭台、6月17日には一時103円50銭台までの円高が進行。英国のEU離脱か確定した6月24日には一時2013年11月以来2年7カ月ぶりの円高水準となる99円10銭台まで下落。8月18日には終値でも2年9カ月ぶりに100円割れ、99円80銭台へ。11月の米大統領選後は急速にドル高円安が進行、月末には114円台へ、12月15日には118円台まで上昇。2017年は年初の117円台から4月18日の108円台まで円高が進行し、5月10日には114円台まで反発。その後は108円前後から114円台のレンジで上下動を繰り返す保ち合い状態が年末まで継続。2018年も年初からドル安円高の流れとなり、3月23日には1年4カ月ぶりのドル安円高水準となる104円台。5月21日には111円まで反発し、月末には108円台、7月から9月にかけては110-112円台、10月3日には1年7カ月ぶりに114円台をつけて12月半ばまでは112円までのレンジ推移、12月FOMC後には110円台へ。2019年1月3日にはフラッシュ・クラッシュで一時的に105円割れ後107円台へ、1月中旬から2月にかけては109円台を中心に横ばい推移。2月中旬にはコアCPI上昇などで一時111円台、3月にはFOMCでの見通し引き下げや逆イールドなどから一時109円台、4月には112円台の年初来高値。5月から6月にかけては米中貿易摩擦激化懸念などで108円台へ、8月には104円台の安値をつけて反発。米中協議進展期待などから9月に108円台、11月から年末にかけては108円台から109円台へ、2020年2月20日には10カ月ぶり高値となる112円台。コロナショックで3月9日には102円台まで急反落、23日に111円台まで急反発後夏場にかけて107円台を中心に横ばい推移。9月にはFRBのゼロ金利長期化が意識され、10月にかけて105円台から104円台、11月の米大統領選後には103-104円台での推移。2021年1月末からは米10年債利回り上昇に連れてドル高円安が進行、3月末には1年ぶりに110円台、夏場にかけて109-110円台での保ち合いを経て11月には4年10ヵ月ぶり高値となる115円台。2022年3月から高インフレ対策で利上げフェーズ、4月には20年ぶりに131円台、7月に138円台まで上昇、8月初旬に131円台までの調整をはさんで9月には24年ぶりに144円台、10月には32年ぶりに150円台。12月には134円台、月末には日銀のYCC修正を受けて131円台、2023年1月には127円台で反発。3月に137円台、6月には144円台まで上昇、7月に138円台へ下押しを挟んで10月には33年4ヵ月ぶりに151円台。12月に141円台まで反落後2024年7月には37年半ぶりに161円台へ。その後は日銀の利上げなどもあり8月には急反落、9月の140円台で反発して12月には158円台へ。
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それからはチャートを見てのとおり、カーターショックから16.5年後の1995年4月に次の安値、79円75銭の記録的なドル安を記録した。今度はそこから16.5年が経過、日本が東日本大震災に見舞われた2011年10月にドル最安値、75円53銭となった。