「関あじ」は佐賀関の漁師さんが一本釣りで丁寧に釣り上げた「マアジ」を ..


産地や漁法により一概には言えないが、一般に流出するアジやサバの2〜5倍の価格となる関あじ、関さば。その価格には変えられない美味しさ、その確かな品質と漁師たちのプライドこそが、誕生から30年以上多くの人に変わらず愛されている理由に繋がっている。


関あじ、関さばを口にすると魚の持つ臭みは一切なく、しっかりとした身の弾力や甘さの中にある透明感のある味わいを感じる。大袈裟に聞こえるかもしれないが、今までのアジやサバの概念を覆される人も多いだろう。その美味しさは、徹底された品質管理や独自のルールにより生み出された努力の賜物だ。その影には、この味を守るため、命懸けで漁に出る漁師たちの存在を忘れてはいけないと高瀬さんはいう。一本釣りは1人で海に出る「漁」。多くのリスクはあるが「一番良い状態でお客様の元へ届けたい」という使命にも似た気持ちが、漁師たちとこの漁協で働く全員の胸には刻まれている。

「関あじ、関さばというブランドは私たちの先輩方が作ってくれたもの。今は、それを守り続けていくのが私たちの使命であり、同時にその難しさも同時に痛感しています。」と話すのは大分県漁業協同組合 佐賀関支店の高瀬大輔さん。ブランディングを始めた頃にはなかったシステムの導入で漁獲から卸までのデータ化も進み、魚の品質は格段に上がっているという。

図 5 は現在の佐賀関の「関さば」「関あじ」の流通体系を示したものである。

大分が誇る関あじ、関さばの持つ可能性は歴史を守り進化を遂げながら、これからも無限に広がっていく。

関あじ、関さばが商標登録を受け、ブランド化されたのは昭和と平成の間にあたる1990年頃。「大分県漁業組合 佐賀関支店」が本格的に事業化した1番の理由は、漁師たちの生活を守ることにあったという。当時は、漁師が地元の仲買人と直接取引を行っていたが、取引のタイミング等による価格のバラつきがあった。またそれは、漁師たちの収入面にも問題を生んでいた。漁獲物に正当な評価がなされていないことに危機感を感じるようになり、漁師たちの生活、また魚の味を守るために一元化されたルールを決め、品質を保つことに着手した。そうしてブランディングされた関あじ、関さばは、その品質や味はもちろん、日本の水産業の中でもブランド魚の先駆け的存在となった。

漁港に戻ってまず行われるのは、国内でもこの漁協でしか行われていない「面買い(つらがい)」と呼ばれる工程。それは漁師たちが釣ってきた魚を、漁協の職員が船の生簀で泳ぐ魚をタモですくった瞬間に目視で大きさを判別し、100g単位でカウントし値付けをするという買取方法。漁獲した魚をタモですくった瞬間の目視で、その重さを量り、漁師から買い取るという数多くの経験により熟練された技術を持つ職員にしかできない神技だ。同じ工程を機械で計量すれば魚体へのダメージも大きく、また同じ時間に漁協に戻ってくる船も集中するため待機時間が長くなり、魚への負担は更に増す。全ては魚の鮮度保持を考えてのこと。その後も、鮮度を保つため魚の血を抜く「活け締め」や、最大12時間死後硬直を遅らせることができる「神経抜き」などの処理を一匹一匹手作業で、丁寧に施したものが、ブランド魚関あじ、関さばとして認められる。買取から処理、出荷作業までを漁師ではなく漁協の職員がすることもまた、この業界において非常に稀なケースである。

また、釣ったばかりの魚は興奮状態にあるため、ほかの魚と同じいけすに入れると魚を傷付けることから、新魚専用のいけすへ入れ一日休ませるという独自の方法を用いている。一般的によく聞く”獲れたての魚が一番美味しい”というイメージを持つ人も少なくないが、ここでは魚の乳酸やストレス物質をなくすため一旦落ち着かせることで、うまみ成分を上げてから出荷するというこだわりを持つ。そこには管理する手間やリスクも伴うが、徹底した品質管理と鮮度保持、何より美味しい魚を届けるため、昔から守り続けている工程なのだ。


お食事 | 大分の関アジ関サバ海の幸 よしだ会館|食事 宿泊 法要

全国屈指の好漁場としても知られる「豊後水道」は、質の高い魚が種類豊富に獲れることで有名な海域だ。栄養豊富な瀬戸内海の寒水と、太平洋からの黒潮の暖水がぶつかり合い発生するプランクトンを求めて、多くの魚介類が集まってくる。その中でも特に潮の流れが早いのが、佐賀関半島と愛媛県の佐田岬に挟まれた「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」と呼ばれるエリア。
そこに生息するアジやサバは、他の海域の魚とあまり交わることがなく、独立した群れを成すのが特徴のひとつ。早い潮の流れの中でたくましく育つため、例えばアジなら頭は小さく、身のよく太った魚に育つ。またサバは、他魚との交流が少ない事から寄生虫であるアニサキスの含有量がほぼなく、生で食せる事が一番の特徴となっている。その様子が漁師たちの間で別格視されたことが関あじ、関さばの始まりとされている。

「関アジ」の宿|温泉旅館・宿・ホテルが探せる【ゆこゆこネット】

関あじ、関さばが一般的な魚とは何が違うのか。それは「速吸の瀬戸」という場所でのみ釣られたものという条件に始まるほか、「」が魚の品質や鮮度保持を第一に考えた一連のルールにあった。それは釣り方一つにしても違ってくる。例えば、潮の流れが早いこの地域では、効率を考えれば妥当とされる網漁は適していない。網を使うことで魚どうしや網と擦れ合うことにより傷が付き、品質を保てないことから関あじ、関さばにおいては、魚体へのダメージを最小限に抑えるため一尾ずつ釣り上げる「一本釣り」という手釣りを用いるようになったという。

【大分名物!関アジ】お得な関アジの舟盛り+地獄蒸し+焼肉プラン

大分県大分市にある佐賀関(さがのせき)地区は、昔から漁業の盛んな町だ。大分県と愛媛県の間にある「豊後水道」に面しており、そこで獲れる真鯵(まあじ)と真鯖(まさば)は、それぞれ「関あじ」「関さば」と名付けられ、国内有数のブランド魚として広く知られている。ある一定の厳しい管理工程をクリアし誕生する関あじ、関さばのルーツと、それに関わる人たちの想いとは。

大分県漁業協同組合 佐賀関支店 関あじ(鮮魚) ; 特大:500g×2尾

頭を落とせば見た目の違いはほとんどありませんが、関アジはウロコが残っていたので銀色が強いかも。

この地アジは、20㎝のもので500円~600円で取引されることがあります。 関アジ

大分でやり残した事って何だろう。?

ってよくよく考えたら、「関アジ食べてないね」ってことになって、空港でアジ食べました。

飛行機乗るまで1時間位あったし、お土産購入も5分で終わるしね~~~。
大分空港はそれほど大きくない空港だけど、レストランが3階に数店舗入っています。

お刺身提供してくれるお店。。。って考えた時にお寿司屋さんが有ったのでそちらに。
「宙(そら)」というお寿司屋さんにお邪魔しました。
夕方でしたけど、カウンターは8割埋まってました。2名だったので、4名掛けのテーブル席に案内してもらいました。

握り食べるわけじゃないし、荷物もあるからテーブルで問題ありません。
取り合えずビール飲みながらメニュー見ますね。
「関サバ」「関アジ」「刺し盛」という文字があり、「刺し盛」に関サバとか関アジが入っているか聞いたら、それは入っていないとの事。
では。。。と「関アジ」をお願いしました。
お値段4800円。係りの人に聞くと「5切」だという。さすが空港。。。。

(‾▽‾)それだけでは悲しいので「刺し盛」もお願い。
「りゅうきゅう」の小鉢が出てきました。
鯵とかサバで作ってあったものです。関鯵頼んだんだから、少し小鉢をアジ以外にとか、気を使ってくれても良いんだけどね。。。

でもある意味、食べ比べできて良いのか?
甘めのたれが美味しいですけど、でもこれ食べたら冷酒ですね。。。

まぁ、本当に美しい関アジが到着。さすが4800円wwww。
本当に5切だけど、とっても大きいのね!!!
カボスは皮を下にして絞るんですって。皮のオイルも一緒に絞れるので魚が美味しくなるとか。
東京に帰る直前にいわれても。。。知らなかった。
アジは確かに大振りだけどゴリゴリでおいしかったです。甘めのお醤油に付けて食べるとやっぱり九州に来た!って感じがしますね~~。

お刺身の盛り合わせは確か3800円とかだったかな?
こちらも豪華にサザエとか乗ってました。コハダやタイ、タコなどだったので、珍しい!大分や!!みたいなのは無かったですね。
飛行機搭乗前、有意義な時間になりました。

関あじ、(関サバ)(関アジ)佐賀関の魚介類なら関さば富士見へ!

5月26日水揚げ。4kg14尾サイズ。活〆、一本釣り。言わずと知れた「関さば」「関いさき」で知られる大分県佐賀関(さがのせき)は、瀬戸内海と太平洋の波がぶつかり合う豊後水道の荒波で育ち、一年を通じて水温の変化が少なく、潮の流れが速い環境で筋肉質に育ち、カニ・エビなどの豊富な餌を食べて育つことによって、脂が乗って身がよく締まっています。関さば、関いさきと同様に、一本釣りされた後、水槽で活かし込みを行うことで、ストレスを軽減し、胃の内容物を吐き出させ、身質の劣化を防ぐとともに、身の締まったマアジに仕上がります。

関義丸は、神奈川県横須賀市走水港から、毎日アジ釣りとタチウオ釣りに出船している釣り船です。

高級魚として有名な、大分県関漁港の関アジと関サバを詳しくみてきました。漁場の豊かさだけでなく、釣り上げた後の努力に、おいしさの秘密が隠されていました。これだけの味を保つには、相当な技術と手間暇がかかります。一度、その味を確かめてみてはいかがでしょうか。

玉子焼き 関西風・おかかねぎ 各310円(税込) ; 焼魚 さば塩焼き 320円(税込) 縞ホッケ 550円(税込) ; 揚物

今回ゲットした「関アジ」は、潮の流れが速い海域で育っているから身が締まっていて、漁獲後に一尾ずつ丁寧に神経締めされているので、鮮度の良さはバツグンとのこと。

東京で絶品の関アジ関サバが味わえる名店8選!大分の旬の味を直送!

大人気佐賀関の特選品入荷。サイズにデブロクありますのでご了承ください。定番のアジ、刺身が一番。姿づくりなどにも。

商品番号 51274 · ¥5,000 ; 大:400g×2尾

同じマアジでも、普及品と高級アジの違いは食べてみれば一目瞭然、鮮度のいい釣りアジは身がしっかりしていて魚の臭みが無いから、刺身で食べれば誰でも違いが判ると思います。