カナダ ドル / 日本 円【CADJPY=X】:為替レート・相場
北アメリカ大陸の北端に位置する先進国カナダ。国土面積は世界第2位で北側に北極圏、東西には大西洋・太平洋が隣接しており、大部分をアメリカ合衆国と接しています。広大な国土には豊かな大自然と都市とが見事に共存し、「イエローナイフのオーロラ」は圧巻の自然美です。スポーツのアイスホッケーはカナダ発祥で、カナダドルの紙幣にも描かれているほど国民に親しまれています。古くから多文化・多様性の国としても知られ、治安の良さなどもあり海外留学先として圧倒的な人気と知名度を有しています。
カナダは、石油や天然ガスといったエネルギー資源に加えて、金やダイヤモンド、ウランなどの鉱物資源に至るまで、多様な資源において世界トップクラスの埋蔵量・産出量を誇ります。通貨カナダドルは豪ドルや南アランド同様に資源国通貨に位置付けられるほか、産油国通貨としても知られています。そのため、カナダドル/円に関しては資源・商品相場の影響を受けやすい傾向がみられますが、最大の特徴は原油相場との相関性の高さです。
一般的に原油価格が上昇する局面では、実需の増加や輸出額・貿易収支の増加が見込まれ、カナダドル高を後押しします。近年のアフターコロナにおいては、世界的な景気回復に伴う資源需要の増加や、ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化によって原油価格が高騰しました。その間は利上げによるカナダドル需要の高まりもあるものの、原油相場に連動するようにカナダドル/円は堅調に推移しました。原油高による恩恵のみならず、原油相場との相関関係があることで、他の通貨と比較して値動きの要因や背景を探りやすい点はメリットかもしれません。カナダドルを取引する際は、原油相場の動向も漏れなくチェックしてみましょう。
また、原油は「WTI原油価格」を代表的な指標に、投資対象としても注目を集めます。現在は先物取引以外にも、「WTI原油先物」との連動を目指す上場投資信託(ETF)が東京証券取引所に上場しています。ただ、こうした先物型ETFは保管コストなども価格に反映されているため、長期間保有した場合に必ずしも原資産価格に連動するわけではありません。一方でFX取引におけるカナダドル/円は、スワップポイントの受け払いのみで売り/買いともに長期保有が可能です。ここでカナダドル/円と原油価格の相関関係に着目してみましょう。相関性が高い局面でカナダドル/円を取引することは、原油投資のニーズを満たせるとも考えることができます。FXであれば複雑なルールはなく、かつクロス円の取引で投資面のハードルも幾分下げることができそうです。原油相場は過去にはマイナス価格に落ち込んだ局面もありましたが、世界情勢や需給バランスなどを反映していずれは戻ります。下落局面であっても後々の上昇を見込んでカナダドルを買うといった選択肢も取引妙味がありそうです。
2024年12月29日 18:00 UTC現在、CADからJPYの為替レートの最高値は109.48 JPYです。つまり、1カナダドルあたり109.48 日本円を受け取れます。
CAD / JPY 通貨チャートカナダドル から 日本円 のレート
カナダドルを取引する上では、先進国通貨としての特色にも注目となります。カナダの「国債格付け」は世界第1位の経済大国である米国と同程度、大手格付け2社が最上級のプライム評価と非常に良好です。他国と比較して信用リスクを抑えられることから、投資対象としての安定感は大きな魅力といえるでしょう。またカナダは、政治・外交的、地政学的なリスク要因も現時点では目立ちません。先述の通り、政治面では直近20年間で就任したカナダの首相は4名と長期政権が続いており、現政権においても現職のトルドー首相が3期目を務めています。そしてなにより、カナダは国土の大部分を世界の経済大国であるアメリカと接しています。貿易ではおよそ輸出の8割・輸入の5割をアメリカが占めるなど密接な関係を築いてその恩恵を享受しています。周辺国が極めて少なく、地政学的にも安心して取引することができる通貨といえるでしょう。
スワップポイントは、2カ国間の金利差によって発生し、金利差調整分とも呼ばれます。
カナダドルなど日本円より金利の高い通貨を買いで保有することで、スワップポイントを受け取ることができます。逆に売りで保有する場合は支払いが発生します。
FX会社によってスワップポイントが異なるため、取引する際にはスプレッドだけではなく、スワップ水準もしっかりと比較することが重要です。
2020年新型コロナウイルス感染症の拡大によってカナダ経済は大きな打撃を受け、カナダドル/円相場は一時73円台(2023年3月)まで沈みました。その後、カナダ中銀による迅速な緩和政策が功を奏して国内経済・景気は一転して立て直していくことになります。相場も上昇トレンドを形成し、世界的な景気回復、資源需要の高まりも相まってカナダドルは買い優勢の地合いとなっていきました。
2022年に入るとロシア・ウクライナをはじめとした地政学リスクの高まりによって資源価格に上昇圧力がかかり、インフレ抑制に向けて、同年3月にカナダ中銀は金利引き上げに舵を切ります。資源価格の上昇と政策金利引き上げの両面を材料にカナダドルが買われる中、歴史的な円安も追い風となり、カナダドル/円相場は118円台まで上値を伸ばしていきました。
足元の相場は潮目が変わっており、カナダ中銀はインフレ低下を背景に利下げに舵を切った一方、日銀は利上げを含む金融引き締めの動きに転じています。相反する両国の政策スタンスを背景に、カナダドル/円相場はカナダドル安・円高優勢の展開となり、一時は節目100円ラインに迫る下落をみせました。
カナダドルは日本円に対して年初来より上昇しています。過去10年間ではカナダドルは日本円に対して上昇しています。その結果、カナダドルの購買力は過去10年間の日本円と比較して高まりました。
カナダドル/円のレートとローソク足チャートをリアルタイム表示。ローソク ..
1CADは109.48 JPYに相当するため、カナダドルは現在日本円よりも強い状態にあります。反対に1JPYは0.009134 CADに相当します。
CAD/JPY — カナダドル/日本円 — TradingView
先進国・資源国の高金利通貨として、カナダドル/円は魅力的な要素に溢れています。
みんなのFXでは金利差にあたるスワップポイントも、常に高水準を提供できるよう、カバー取引先との交渉を重ねています。米国の金利が上昇している中、米ドル円を買いで保有することで受け取ることができるスワップポイントが上昇しており、長期保有も一つの戦略になります。
ぜひ、「みんなのFX」でカナダドル/円の取引をご検討ください。
(2023年1月時点 トレイダーズ証券 市場部)
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債券の発行者または元利金の支払の保証者の業務または財産の状況の変化などによって損失が生ずるおそれがあります。
日本で発行されたカード会員の方が海外加盟店でご利用の際、下の基準レートに一定の率を加えた換算レートで日本円に換算します。 ..
上記グラフは直近100日間のカナダドルの為替レートの推移を表したもので、数値は「1カナダドルあたり、日本円でいくらするのか」の目安となります。 グラフが右肩下がりの場合は、カナダドルの価格下降を表し(円高)、日本円でカナダドルを買いたい場合に有利です。また、グラフが右肩上がりの場合はその逆で、例えば海外旅行などで余ったカナダドルを売りたい場合に有利です。
1000 カナダドルを日本円 または1000 CADをJPYに変換
CADとJPYはシドニーで月曜日の朝に市場が開いてからニューヨークで金曜日の午後5時に市場が閉まるまで、24時間・週5日間の取引が可能です。市場が開いている間、為替レートは刻々と変動します。ただしグリニッジ標準時の午後 3~4 時は為替市場の流動性と取引量が最も高くなる傾向があるため、カナダドルを日本円に両替するのに適しているケースがよくあります。さらにJPYが緊急に必要な場合は、週の初めにカナダドルを日本円に両替することをお勧めします。週末は外国為替市場が休場となるため、週の後半に取引を実行すると、翌週まで決済が遅れる可能性があるからです。
Valuta EX-通貨コンバーターで カナダ ドル ( CAD )を 日本円 ( JPY )に変換します.
カナダドルはカナダの法定通貨であり、カナダ中央銀行により発行されています。カナダの堅調な経済、政府の支払能力の高さ、安定した法制度と政治制度により、各国の中央銀行はカナダドルを好んで使用しています。2019年4月に国際決済銀行が発表したレポートによると、カナダドルは1日の平均取引高が世界第7位です。カナダドルの1日の平均外国為替取引高は世界の外国為替取引高の5%を占めています。
CAD / JPYチャート — カナダドルから日本円のライブ レート
紙幣は5、10、20、50、100ドル(CAD)の5種類。紙幣はポリマー紙幣と呼ばれるプラスチック製です。硬貨は5、10、25、50セント、1、2ドルの6種類が流通しています。100セント=1カナダドルです。
※マネーバンクでは硬貨の両替は承っておりません。
580 CAD から JPY 為替 (カナダドル から 日本 円)
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7CAD(カナダドル)は日本円でいくら?:為替計算機(CADJPY)
過去10年間におけるカナダドルから日本円の最高の為替レートは、1カナダドルあたり118.67 日本円(2024年7月10日)でした。
30000(CAD) カナダドル(CAD) へ 日本円(JPY)
1967年、カナダの州であるニューブランズウィック州、ノバスコシア州がカナダ連邦を結成し、それまで3通りだった通貨が1つの通貨、カナダドルに統合されました。1971年、カナダ議会は統一通貨法を可決し、カナダドルがこの連邦の通貨になりました。カナダは1962年5月2日まで変動為替レートでした。1962年5月2日、カナダ政府は、カナダドルと米ドルの為替レートを固定し、1米ドル=1.081カナダドルと規定しました。1971年8月15日、カナダドルは変動為替レートを採用し始めました。
30000(CAD) カナダドル(CAD) へ 日本円(JPY) 通貨レート 今日 - FX 外為 為替レート.
世界銀行の統計によると、2019年、カナダの商品とサービスの輸出はGDPの31.64%を占め、輸入はGDPの33.33%でした。輸出のうち、化石燃料、原油、精製品が22%、電車・路面電車以外の車両が14%、機械、原子炉、ボイラーが7.8%、不特定財が4.9%、アルミニウムが1.9%、鋼鉄が1.3%となっています。輸出相手国として、米国が全体の76%、中国が3.9%、英国が3.4%、日本が2.1%を占めています。輸入相手国では、米国が総輸入量の51%、中国が総輸入量の13%、メキシコが総輸入量の6.2%です。
2500 CAD から JPY 為替 (カナダドル から 日本 円)
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